先週に続いて週末のマリン。
2週続けて週末ホームというのは珍しいのでは無いか。
前日に続いての3連覇オリックスとの対戦。
前日、開幕投手の小島和哉がボコ喰らって暗雲立ち込めたけど、この日の種市篤樹はどうか?
そんな不安を持って臨んだゲームとなりました。
なんせ、オリックスの打線のline upがマリーンズの下位打線と違いすぎる。
7番中川圭太
8番ゴンザレス
9番杉本
なんて、そのままクランアップじゃん。
マリーンズはというと
7番田村龍弘
8番小川龍成
9番和田康士郎
だからね。
それでも、マリーンズは少ないチャンスに得点し、投手は完封リレーとなるのだから、これもまた野球という事。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ロッテ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | X | 3 |
- 【オリックス】
- ●カスティーヨ(1勝1敗)
- 鈴木
- マチャド
- 才木
- 【ロッテ】
- ○種市(1勝0敗)
- 中森
- 中村稔
- S横山(1セーブ)
(ニッカンスコア速報より引用)
マリーンズ種市篤樹2024バージョンは、奪三振というよりは、打たせて取るピッチング。
変化球を低めに集めてゴロアウトをたくさん奪いました。
順調過ぎて逆に怖いくらい順調なピッチング。
四球0が素晴らしい。
2番目中森俊介投手は、結果は3回を投げて1安打に抑えてのだから良かったとも言えるけど、そこまで内容が良かったとは見えなかった。
そこそこに捉えられた打球もあったし、それが正面に飛んだというラッキーがあったと思います。
まだ開発途上と考えれば勉強中。
もっと高みを目指してもらおう。
継投は、中村稔弥・横山陸人と繋いでの完封劇。
横山投手154キロが出た。
これ、僕の記憶が確かなら最速じゃ無いかな?
スピードガンが表示するように陸人クン、ストレートのスピードは文句なし。
問題は変化球。
プロの打者は150超えのファーストボールでも、ストレートと分かればカットする。
そして甘いボールを呼び込み痛打を浴びせる。
横山投手がこの先クローザーとなる為には、変化球の精度を上げる事。
出来れば、ストライクを取れるスライダーを磨く事と落ちるボールを完全に自分のものとする事。
これが求められると思います。
打線は、少ない好機に効果的な得点を奪った。
とも言えるけど、相変わらずのグダグダな攻撃に終始したという印象。
オリックス先発は、前年マリーンズに在籍していたルイス・カスティーヨ。
この投手、昨年春先より日本野球に順応する事で成長した投手だと思います。
最初見た時はダメだなと思ったけど、投げるたびに段々良くなり、緩いスライダーと落ちるボールがアクセントとなり打者を翻弄するようになりました。
それだけに今年期待したいと思ってたら、マリーンズがリリースし、オリックスに漁夫の利をさらわれた格好。
ただ、そのカスティーヨの弱点はというと、この投手、ストライクを集めすぎるきらいがある。
それ故、連打を食いやすい。
同じリズムでドンドン投げ込むから打者のタイミングが合ってしまうのかも知れない。
2回3連打で失点したのは、去年と同じパターン。
そして、さらに続くチャンスをモノに出来ないマリーンズ打線もまた去年までと同じパターン。
そかし、投手が抑えてる間に、6回・8回と、柿沼の犠牲フライとタイムリーで加点。
ゲームとすればマリーンズらしいゲームで勝利。
柿沼選手の打撃フォームがスピードに負けないように、最短距離でバットを出すようなフォームになったのが、結果に繋がってのか、それは分からない。
でも、打てなければ、第3捕手の座すら厳しいのが現実。
ぜひ、もがいてください。
この日セカンドスタメンの小川龍成。
バントも失敗したし、打つ方では良いところがなかった。
勝利
おまけ。
ソトの応援歌は、ある意味すごい。
良い子は夢見そうなくらい不気味です。
ある意味、ランサムの応援歌以来かも知れない。