雨が降る前に傘を差す。

そう出来れば苦労はしない。

それが出来ないから被弾という雨に打たれる。

あるいは傘をさそうにも、その傘そのものがなかった。

同点の9回に益田以外どんな傘をさせば良いのか?



結果的に炎上した炎を消火したのは横山陸人であったけど、では9回頭からだったらどうか? とは蓑を所望した太田道灌に山吹の葉を差し出すようなものだと思う。


七重八重 花は咲けども山吹の 実の(蓑)一つだに なきぞ悲しき




まあ、疲れた。

9回までのゲームで約4時間。

11安打で8四球有りながら、得点は3点。

17残塁のおまけ付き。

近頃は初回から残塁の数を数えるのが日課になった。


🎵得点を数えたら 片手でも足りる

残塁を数えたら 両手でも足りない


試合結果
9月13日 楽天イーグルス ZOZOマリン
楽 | 000 010 103 5
ロ | 010 000 011 3
H:7 E:1
H:11 E:1

【勝利投手】渡辺翔 7勝 2敗 1S
【セーブ】松井 1勝 3敗 34S
【敗戦投手】益田 2勝 5敗 35S

◆バッテリー
楽天イーグルス:藤井、内、宋家豪、鈴木翔、安樂、○渡辺翔、S松井裕=太田
千葉ロッテ:種市、坂本、●益田、横山=柿沼

◆本塁打
楽天イーグルス:辰己 8号ソロ(5回・種市)
千葉ロッテ:なし


マリーンズ種市篤樹、楽天藤井投手で始まったゲーム。

マリーンズとすればエース格、楽天からすればプルペンディ。

このマッチアップなら、勝たなければならない。

しかしそうはならなかったのは、マリーンズらしさとでも呼べば良いのか。






その種市篤樹は素晴らしいピッチング。

三振こそ少なかったけど、内容とすれば文句なし。

制球難と四球と球数の多さは相変わらずなれど、150キロのストレートのキレは抜群。

打者を攻めこみ、凡打の山を築きました。

途中までノーノーがあるんじゃないか、とすら思ってました。


しかし5回辰巳にホームランを打たれ、終盤の7回、岡島にタイムリー打たれ降板。

打線の援護があれば、間違いなく勝ち投手だっただけに無念です。


打線は立ち上がりからフラフラの藤井投手を捉えきれない。

2回ノーアウト満塁から荻野の犠牲フライの1点のみ。



ここからの残塁のオンパレードが始まります。


とにかくチャンスになるとバットが出て来ない打者が多すぎる。

11安打に8四球貰って、タイムリーはゲームが決まってからの9回1点のみ。

後は犠牲フライとエラーによる得点というのだから、情け無いを通り過ぎて呆れる。


以下画像。