クリスマスにはクリスマスに因んだ映画や本を紹介したいとずっと頑張ってるYGです。
過去10年以上やってると思うけど、時々忘れたやもしれない。
まあ、出来る限り続けていければと思ってます。
誰か1人でも気持ち優しくなれますように。
クリスマスだし。
今年紹介するのは古いアメリカ映画です。
「三十四丁目の奇跡」
映画は古いけど、とってもハートフルだしとっえもチャーミングで心優しくなれる映画です。
昔の映画には心がありました。
クリスマスシーズンに湧くニューヨークのデパートが舞台。
シングルマザーのドリーは、ひょんなことから自分はサンタクロースだと名乗る老人をクリスマスイベントのサンタ役に雇い入れます。
するとその老人は子供達や連れのお母さんから人気者となります。
子供の欲しいものが、そのデパートに無ければ、違うお店を教えてあげたり、英語の話せない外国の子供には、ちゃんとその言葉で対応したりと、大人気となります。
しかし、肝心のドリーは自分の娘にサンタは存在しないと教えていました。
自らが結婚に失敗し夢を持つと後で失望するから、というのが理由です。
それでも娘のスーザンは、サンタを信じたい気持ちもあり、サンタの老人に願い事をするのでした。
そんな人気者のサンタでありましたが、ひょんなことから、傲慢な精神科医を杖で叩いてしまい、施設へと送られてしまいます。
その老人を救い出すために、ドリーの恋人で弁護士のブライアンは法廷論争に。
サンタを名乗る善意ある老人が本当のサンタクロースかどうかをブライアンは大真面目で論じることになります。
これは現代における悪魔の証明に通じる論争でもあります。
つまり、証明出来ない以上、あり得ない話でも否定は出来ないという事。
ただし、このハートフルな映画においては、善意あふれる人たちとして、大真面目に老人がサンタクロースであるかどうかを論じます。
果たしてこの老人は何者なのか?
本当の意味で三十四丁目の奇跡とは?
ぜひ、多くの人たちに見て欲しい名作だと思います。
主演のモーリン・オハラの現代劇の出演は、この映画以外見たことない。
多くの作品が西部劇で良妻賢母を演じているイメージ。
でもこの映画でのキャリアウーマンは、凄い美人でした。
余談だけど。