そうなんだよ、このところ札幌でのゲームは、日ハムに普通に勝ってたから、相性の悪さを払拭したかと思われたけど、考えてみれば、札幌でのファイターズ戦はロクな思い出がない。
レアード や田中賢介にサヨナラホームランを打たれたり、6対0から逆転を許したり、3連戦3連敗なんてのも、幾たびかあったことか。
そんな記憶の数々がトラウマのやうに蘇ってきました。
この日はヒルマン元監督による始球式やかつてのレジェンドが札幌ドームに集結したりとという、トラウマを味わうためのゲームだったのかも知れない。
観客4万人超えの札幌ドームは、いつ以来だろう?
コロナ以前でも、滅多に無かったような気がする。
とにかく、どこもかしくも人で溢れかえってました。
人酔いしそうです。
最後にさよなら負けとなるのですが、これも万人のスタンドがファイターズを後押ししたような、それがあったやも知れない。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 4 |
日本ハム | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1X | 5 |
- 【ロッテ】
- 二木
- 西野
- 益田
- 唐川
- ●東條(4勝3敗)
- 【日本ハム】
- 伊藤
- ○玉井(1勝1敗)
- [本塁打]
- 清宮17号(日)
- 今川10号(日)
- アルカンタラ14号(日)
(ニッカンスコア速報より引用)
とにかく悔しい敗戦となりました。
苦しい中でも逆転し、よし三連勝だと思われた中、まさかまさかの被弾で、勝利の果実はもぎ取れなかった。
マリーンズの若旦那が、先週の楽天戦に続いて、勝ちゲームをぶち壊しました。
益田直也のクローザーにこだわり続けた事ように、セットアッパー唐川にこだわり続けたベンチの責任だと思います。
ただ、この辺はベンチワークな訳で、ベンチのこだわりなり決断であるなら、仕方ない。
悔しいけど。
ただ、サヨナラとなった9回、、オスナの登板がなかった事は、何故なのか?
なんやかのアクシデントがあったなら仕方ない。
しかし出し惜しみのサヨナラ負けならば、それはアホの論理だと思います。
二木康太、伊藤大海という両先発で始まったゲーム。
二木は投げるたびに背信を続け、久しぶりの登板。
そんな中でよく投げました。
良い時の二木康太です。
右打者のインコースも突けていたようだし、変化球の精度も良かった。
5回1/3をホームラン2本による2安打ですからね。
そのホームラン2本ですが、清宮のは、清宮の調子の良さであり、今川のは、不用意な一球でした。
逆に伊藤大海投手の出来はと言えば、まあ普通の出来かな、という印象。
非常に日本的な投げ込みをしっかりとした、日本人的投手の典型であり、投げるスタミナも精神的な強さも持ち合わせた好投手です。
マリーンズ打線は、そこそこにランナーを出しながら、要所を抑えられ、7回まで0封。
それでも8回、茶谷と荻野の内野安打でチャンスを掴み、中村奨吾のライト線へのタイムリー2ベースで同点。
安田倒れるも、井上の三遊間安打にて勝ち越し。
バックホーム間に二塁を狙った捕手宇佐美がセカンド送球。
そのボールが逸れてフェンスまで転々。
打者走者井上ホームインにて2点の勝ち越し。
これで勝ったと思った。
相手に対するダメージからすれば、相当なものでしょう。
しかしそうは行かないのが札幌ドームの魔物。
マリーンズは8回唐川がマウンドに。
楽天戦の事があるから不安ではありましたが、、まさかが現実に。
簡単に2死を奪ったものの、そこから清宮安打。
途中から入ったアンカンタラに、フルカウントから真ん中高めのカットボールをライトスタンドに。
完全なら失投ではあるけど、前述したように、ベンチワークの責。
9回は東條がマウンドに。
2アウトまで漕ぎ着けるも、上川畑にレフト前に運ばれてサヨナラとなりました。
冒頭述べたように、この日は満員御礼。
かつてのファイターズレジェンドが集結。
さんならイベントでした。
これ懐かしいね。
稲葉・森本・新庄の外野手。