マリーンズがなかなか思うように勝てない。
これはきっと前世でポピー・バレンタインを解任した呪いが解けないに違いない。
この呪いを解くには、マリーンズストアで壺を買い求めないといけない。
良い子のマリーンズファンは、是非ともマリン統一教会の集会に足を運びまう!
ついでに監督解任決議に清き一票を呼びかけませう!
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
楽 天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | X | 5 |
- 【ロッテ】
- ●ロメロ(8勝7敗)
- 広畑
- 佐々木千
- 八木
- 【楽天】
- ○田中将(7勝9敗)
- 西口
- S松井裕(25セーブ)
- [本塁打]
- 島内12号(楽)
(ニッカンスコア速報より引用)
なかなかに上手くいかない。
だからこその5位という順位なんだろうな。
納得の敗戦。
楽天田中将大投手を毎回のように攻めるも後一本が出ないという見慣れた風景が広がります。
それでも6回、山口安打。
佐藤としやの送りバントをマー君がFC。
続く岡大海も送りバント。
すると今度はファースト大地がサードに悪送球。
先取点を奪います。
菅野倒れて1アウト。
安田尚憲レフトへの犠牲フライで2点目。
らくてんが勝手にコケて2点を先制しました。
でもね、タイムリーは0な訳で、田中将大投手も自責点は0。
この攻撃が今のマリーンズ打線という事。
余談になるけど、今年の甲子園大会。
準々決勝の下関国際対大阪桐蔭戦。
1点ビハインドの下関国際は、9回表、無死のランナーを送る事なく強行。
連打で1・2塁の形を作ります。
そこからの送りバントで2・3塁。
恐らくは1点ビハインドの無死のランナーを送って同点にしたところで、それでは勝てないとベンチは判断したのではないか。
マリーンズのベンチなら間違いなく送りバントだろうな。
この姿勢が勝ち越しを生んだと僕は思います。
この場面、1死2・3塁で大阪桐蔭ベンチは前進守備を挽き、1点のリードを守る形を取りました。
これもね、結果論だけど、普通の守備体系なら、決勝打のセンター前は抜かなかった可能性があります。
このゲーム、大阪桐蔭は7回無死1・2塁でバントエンドランを敢行。
これがフライアウトになりトリプルプレーとなった事で、流れを失いました。
バントの功罪について、対照的だった事で、今回のマリーンズの攻撃について考えてみた。
マリーンズ先発エンリ・ロメロは5回まで無安打に抑える好投。
ところが好事魔多し。
得点を取ってもらったその裏、1番小深田から5連打。
電光石火の攻撃は見事です。
ビハインドだったこともあるしクリンアップだったこともあるだろうから、楽天は一切のバントなしでイケイケの5連打。
5回までは、ボール球を上手く振らせてたけど、6回はストライクのボールが続いた事が要因と思う。
インハイや低めのスライダーが有効だったのが、リードしてもらった途端、そのどれもが真ん中付近に集まってしまった。
この攻撃で特筆すべきは鈴木大地。
自身のエラーで得点を与えてしまったその裏、無死で小深田出塁、いきなりの盗塁で掴んだチャンス。
男気と気持ち、そして責任感の強い大地ならは、ここは打つだろうと思ったら、案の定ライト前タイムリー。
こういうところで打つのが鈴木大地であり、だからこそ多くのマリーンズファンに愛された。
唯一愛さなかった者からの離脱は今更ながらに悔やむ。
恐らく無死2塁の同じ場面だったなら、今のマリーンズのキャプテンは四球を選びに行くだろう。
ゲームは6回表裏の攻防が勝負を分けました。
今の両チームのチーム力を改めて感じ入った次第。