あっさりと連敗脱出に成功しました。
勝つときはこんなもの、と言っちゃあ簡単だけど本当に勝っちゃった。
鴎が虎化するんじゃ無いかと心配してたんだけどね。
カモメはカモメ。
わたしはカモメ。
試合結果
4月22日 オリックス 京セラD大阪
ロ | 010 200 010 4
オ | 000 000 000 0
H:9 E:0
H:6 E:1
【勝利投手】ロメロ 2勝 0敗 0S
【敗戦投手】山崎福 0勝 3敗 0S
◆バッテリー
千葉ロッテ:○ロメロ、東條、西野、小野=佐藤
オリックス:●山崎福、本田=伏見、若月
◆本塁打
千葉ロッテ:山口 2号ソロ(4回・山崎福)、岡 1号ソロ(4回・山崎福)
オリックス:なし
(マリーンズ配信より)
先制、中押し、ダメ押し。
犠飛とホームランの得点という理想的な点の取り方でした。
タイムリーはら0だけど。
投げてはロメロが好投。
この日も得点を与えませんでした。
防御率は0.4で堂々の一位。
誰がここまでの活躍を予測出来たろうか。
確かに長身から繰り出す速球とスライダーのコンビネーションは、打つのに苦労するだろうな、とは思う。
適度に荒れてる割には、四球連発というわけでも無い。
それがアクセントになっているのかな、と思うのですよ。
もっとも失点するようなピンチはありました。
四球と佐野コーダイの安打で1死1・3塁のピンチ。
ここで福田秀平セカンド左に強いゴロ。
センター前に抜けようかという打球に中村奨吾反応して捕球と同時にセカンドにグラブトス。
走っていた佐野をファーストアウトにし、エチュバリア流れるようにファーストへ。
これぞプロのプレーと呼べるような素晴らしいゲッツーでした。
あれを捕球後、グラブから右手にボールを持ちかえてのトスではヤボというもの。
捕球と同時に流れるようにグラブトスする様こそがプロの魅せる技なのです。
良い子の野球人はあんなのを見習って欲しい。
監督に怒られるかもしれないけど。
「そんなチャラチャラしたことしてんじゃねぇ、確実なプレイをしろ!」なんてね。
この日中村奨吾は、セカンドで好プレーとファインプレーの連続。
守備でロメロを助けました。
ランナーを出すとセットで止まらずボークを出してしまうエンリ・ロメロだけに、細かなプレーで投手を助けた事が勝利に結びついたと言えませう。
セカンド論の筆者でもある井口資仁監督もこれは褒めてあげてください。
僕は読んで無いけど。
4点目の高部安打、盗塁を決めて、中村奨吾セカンドゴロで三進。
レアード 犠飛にて4点目が勝負を決めました。
ただ、僕的には中村奨吾の無理してセカンドゴロを打ちに行くスタンスは好きでは無い。
無死2塁で右方向に打ちランナーを進めるのはセオリーながら、無理してセカンドゴロを打っても打者は打率が下がってしまう。
それなら送りバントの方が良い。
プロは個人事業主であるわけで、自身の評価は打者なら打率がそれに当たる。
走者を進める事がチームバッティングとして査定として評価される、と言っても打率3割と299では印象度は3割の方が高い。
良く声が出ている、君の登板する火曜は観客動員が悪い、そんなのが評価の対象になる世界観なのだから。
高部あきとが無死で安打、盗塁して無死2塁。
この場面でレアード やマーティンあるいはエチェバリアにしたって、ランナーを返そうとはするが進める打撃をしするとは思えない。
ランナー2塁でセカンドゴロを打つ事は、フォアザチームとして有効だし、実際ランナー三塁でレアード は外野フライを楽に打ち貴重な追加点を挙げた。
それが野球だ、というのなら、確かにそうなのだろう。
でも、僕はそれはアマチュアの野球だと思う。
贔屓のチームの勝つ事が1番ではあるけど、ぼくらはやっぱりプロのプレーを見たい。
それは山口航輝のホームランであり岡大海のそれもそう。
そして中村奨吾ならば、幾度にも魅せた守備でのプレイがそれに当たる。
ランナーなしの場面で2安打、走者がいる場面では凡退の中村奨吾は物足りない。