4月9日は佐藤としやの日として、マリーンズファンは東洋大学のある白山方面に向かって親指を下に向けてブーイングすることにしよう。

何なら五井方面に向かってやっても良いよ。






初回無死1・2塁での三振。

3回1死1塁でサードゴロ。

5回四球で出塁、マーティンの右中間2ベースでホームを突くも、ホームベースタッチ出来ずにタッチアウト。

6回2死1・2塁で三振。

8回1死1・2塁でショートゴロ併殺打。


この中のどこかで一本で出れば、展開は変わっていただろう。

その意味では、このゲームは佐藤としやの日でありました。


だけどさ、まるで戦犯扱いのように書いたけど、実は全くそんなことは思ってない。

悔しさを感じたのは当の佐藤としやクンであって、その悔しさをバネに精進すれば良い。

それを力不足と感じたなら練習あるのみ。

今は佐藤としやという貯金がボクの中にはあるから、今回の凡打はそこから差し引いておくよ。


試合結果
4月9日 オリックス ZOZOマリン
オ | 000 030 010 4
ロ | 100 000 100 2
H:7 E:1
H:10 E:1

【勝利投手】山本 3勝 0敗 0S
【セーブ】平野佳 1勝 1敗 3S
【敗戦投手】小島 0勝 1敗 0S

◆バッテリー
オリックス:○山本、ビドル、S平野佳=若月
千葉ロッテ:●小島、鈴木、廣畑、小野=佐藤都

◆本塁打
オリックス:佐野皓 2号3ラン(5回・小島)
千葉ロッテ:レアード 2号ソロ(7回・山本)

(マリーンズ配信より)


オリックス先発は昨年の沢村賞投手であり昨年からの連勝を17と更新し続けている山本由伸投手。

誰もが異存のないNPB最高の投手。







その山本投手から昨年黒星をつけたのがマリーンズ。

CSでは完膚なきまでにやられたけど、実はそれほど苦手意識は無いのではないか、と思ってます。

逆に山本由伸投手の方が意識過剰なのでは?

そう感じたゲームだったと僕は思うのです。

それが7イニングで6つの四死球に現れた。


その山本投手に対し9安打放った打線は誉めてあげたい。

高部あきとの2安打は自信になったろうし、藤原恭大の3安打猛打賞はらしいと思う。

マーティンやレアード に対しては明らかに投げにくそうにしていたし、マーティンもレアード も捉えた当たりを放った。

惜しむらくはそれが勝利に繋がらなかったこと。










マリーンズ先発は小島和哉。

まあまあ普通の出来だったと思います。

山本由伸相手に気負うことなく自身の投球を貫いたのは立派です。

オリックス打線が下手ってたから、このまま行くかと思われた矢先に、伏兵佐野こうだいに3ラン。

これが効いた。




吉田正尚もラオウも当たってないし、このままいけるんじゃないの? なんて僕も思ったし、案外小島和哉・佐藤としやのバッテリーにも油断があったのでは?

野球はそんな甘いもんじゃないという事ですね。




小島投手7回までで、8回頭から鈴木昭汰投手。

前回のやらかしの後、監督に三行半を付けられて2軍落ちかと思ったら、それ以来のマウンド。

どうやら、まだ負の遺産を引きずっているような。

ボールがどうこう言う前に打者に向かっていく姿勢が見られない。

投手にとって1番大事なことは、打てるものなら打ってみろ、という気持ちであり、打たれたくない、という弱さはボールに乗り移る。

今の鈴木昭汰が後者であるのは言うまでもない。


僕は鈴木昭汰と言う投手はこのまま埋もれるような投手ではないと信じてます。

一度下で調整して上がってきて欲しい。




その鈴木投手の残したピンチを一球で仕留めたのが廣畑敦也投手。

どうにもベンチはこの投手を絶命のピンチに使うつもりらしい。




ピンチに慌てずストライクを取れる良い投手です。

まだ甘さはあるものの、順調に行けば将来のクローザーになりうるかも。

という使い方だし、それに応えていると思います。

あんがいこの投手が今シーズンのマリーンズを占う鍵となるかも知れない。




最後にもう少し意地が見たかったけど平野に捻られてgame over。

山本由伸を攻略し先発小島和哉投手も好投しだと言うことで勝ちたかったゲームでは有りますが、残念ながら勝利の女神は微笑みませんでした。

それでも、春爛漫の暖かい日差しの中の試合は、球音到来に相応しいと思う。

そんな気持ちで暖かく佐藤としやを見守ろう。


以下画像。


ゲーム前解説のG G佐藤さん。


戯れる


抜擢の福田光貴


藤原恭大



高部あきと


藤岡ユーダイ


スタンドの様子



Mスプのお姉さん





オリックスのラッキー7


ポンタ


心臓がもたねぇ


中川圭太はどうした?