良かった、2試合で終わって。
これで3戦目の24,000円は戻ってくる。
って、喜ぶのはそこぢゃない?
マリーンズがCSファーストステージを突破した事を素直に喜びなさい、って?
はい、そうですね。
マリーンズファンとして喜ばしい事です。
最後の引き分けは、いつもの引き分けとは違い、勝った瞬間のような喜びがスタンドにこだましました。
これはもう勝ち抜けといって良いでしょう。
試合結果
11月7日 楽天イーグルス ZOZOマリン
楽 | 020 000 200 4
ロ | 010 101 10 4
H:11 E:0
H:9 E:0
◆バッテリー
楽天イーグルス:岸、安樂、酒居、松井=炭谷
千葉ロッテ:小島、国吉、佐々木、益田=加藤、柿沼
◆本塁打
楽天イーグルス:炭谷 1号ソロ(7回・小島)
千葉ロッテ:山口 1号ソロ(6回・安樂)、マーティン 1号ソロ(7回・酒居)
このCS、2試合共に良いゲームでした。
両チームともに死力を尽くしてのガチンコ勝負であり見応えがありました。
いつもこんなゲームならチケット代高くても惜しくない。
マリーンズ小島投手、ピークが完投・完封ならば、そこから徐々に落ち始め、この日のゲームはシーズン当初位の出来。
いわゆる悪い状態。
初回のピンチは切り抜けるも、2回捕まり2失点。
序盤からビハインドの苦しいゲームとなりました。
楽天は、マリンノーノーの岸孝之。
この投手の良い時は手も足も出ない。
逆に出来の悪い時は、あっさりと攻略することもある。
で、この日はというと、小島投手よりは出来が良かった、くらいだと思う。
普通かな。
マリーンズは2回裏に、エチュバリアと山口の安打でチャンス。
ここは岡大海のダプルプレーの間に1点を返します。
更に4回、エチュバリアをランナーに置いて山口とのエンドラン。
これがレフト戦を破る2ベースになり、エチュバリア長駆ホームイン。
同点に。
同点に追いついたマリーンズは6回裏、再びの山口航輝、今度はライトスタンドに。
この回から変わった安楽から1発を放ち勝ち越しに成功。
井口監督談による、1日1000スイングが実を結んだようです。
「秋の夢 心はひとつ 日本一」by山口航輝
因みにこんな詠人知らず名句をご存知ですか?
「円城寺 あれがボールか 秋の空」
昔の日本シリーズで、南海リードの9回裏2死2塁の場面で、打者を追い込み、スタンカの投げた外角のストレートはボールの判定。
あれがストライクならゲームセットという場面から生まれた句です。
と、これは余談。
僕が詠むなら短歌で。
「秋の空 ボールは高く雲に入りて またも落ち来る ライトスタンドに」
ゲームは小島投手3回からは何とか0で抑えます。
しかし出来そのものを考えれば、7回からは継投すべき。
しかしベンチは前日のミスを憂いたか続投。
しかし、これが裏目と出て、まさかの炭谷銀仁朗に被弾。
同点となりました。
まあ、このホームランは仕方ない。
銀ちゃんのホームランは読めない。
しかし続く山崎には、この日すべての打席できっちりと打たれてる。
ここでは代えるべき。
小島もマウンドで落ちてたし。
これは継投ミス。
結果論ではなく、実際その山崎の2ベースから勝ち越し点を奪われることになります。
なおも続くピンチに、ここで国吉がマウンドに。
この継投は凄い。
ここでの追加点は致命的となるやも知れない場面での国吉登板です。
僕は全体的には井口・吉井イズムに否定的ではありますが、この度胸には本当に恐れ入る。
これこそが勝負師の真骨頂。
そして、それに応えた国吉も素晴らしい。
この日の打者2人に対する投球は、今季一だと僕は思いたい。
9回は益田直也がランナー1人置いて、浅村・島内を迎える場面は怖かったし痺れました。
久しぶりに緊張しました。
このピリピリした緊張感こそが僕の求める野球であります。
かくて、マリーンズは、ファーストステージ突破を決めました。
2位チームとしての面目躍如を守った次第。
かくて舞台は優勝チームのオリックスとの戦いに。
僕はと言うと、12日の金曜から大阪行きますよ。
まだ、お楽しみは続きます。
以下追加画像。