今年3度目の仙台に来てます。
カード9連勝という相性の良さに期待して臨んだのですが、残念ながらそれ以上にチームの状態が悪い。
完全な力負けで首位との差を広げ、3位楽天との差を縮められました。
優勝という果実にもう少しで手が届こうというところから、脚立から転げ落ちたようなものです。
あるいは地獄から天国へ登ろうとする細い糸を辿った時、後ろから日ハムや西武がぶら下がり、「お前らは最下位争いがお似合いだから、後を離せ!」 と言った途端、糸が切れて地獄へと真っ逆さまに落ちていったのか。
あるいは、ロッテが優勝なんぞという高い塔を築こうとした時、神を恐れぬ暴挙だ、とばかりに稲妻の鉄槌が下ったのか。
現実逃避もしたくもなります。
10月2日 楽天イーグルス 楽天生命パーク
ロ | 000 100 000 1
楽 | 120 011 01X 6
H:5 E:2
H:9 E:0
【勝利投手】岸 8勝 9敗 0S
【敗戦投手】二木 5勝 6敗 0S
◆バッテリー
千葉ロッテ:●二木、小野、中村稔=加藤、田村
楽天イーグルス:○岸、宋家豪、酒居、安樂=炭谷
◆本塁打
千葉ロッテ:なし
楽天イーグルス:山崎 2号ソロ(1回・二木)、辰己 10号ソロ(5回・二木)
ゲームについて簡単に。
二木康太は二木康太のまま、いつものピッチング。
山崎に先頭打者ホームランを浴び、2回にも連続2ベースと犠牲フライで2点を追加。
きっちりと打たれてる。
エチュバリアのタイムリーで1点を返せば、その裏辰巳のホームランで突き放される。
とにかくフォークに頼りすぎる今の配球を代えなくては明日はない。
敢えて厳しい言い方をするならば背番号18が泣いてる。
ゲームは、8回にタイムリーエラーで突き放されれば、もはや追撃もままならない。
いまのマリーンズ打線では、3点のビハインドですら重すぎる。
それくらい打線の状態が悪い。
岸孝之に翻弄されました。
打線が繋がらないし好調な打者すらいない。
それなのに、打率1割の山口と加藤を使う意味がどこにあるのか、これはベンチワークの問題。
思い切って佐藤としやを捕手に、安田尚憲をDHに、角中をライトに使う布陣が現状ベストではないかと思うけどね。
まあミスも多いしチーム状態が悪い時はこんなもの。
こんな時にはチームを鼓舞するような、リーダーシップであり、ムードメイカーが必要なのだけど、それすら見当たらない。
中村奨吾や藤岡にそんな気概も見えないし、二人とも状態が悪い。
僕は以前にも書いたけど、藤原恭大こそがチームを引っ張る鍵にな?と思ってます。
いまの状態を打破するのは彼以外にない。
と、僕は考える。
マリーンズにとって、正しく導くものメシア(救世主)、ナザレのイエスのような存在の出現が待たれる。
以下画像。