ビジター週間、前半は北の大地で1勝1分で勝ち越して、後半は南下しての杜の都での3連戦。 

その初戦は、二木康太と田中将大というまたマッチアップ。

名前だけ見ると分が悪い相手に思えるも、神経使いすぎたのは、案外マー君だったりもする、そんなゲームとなりました。


試合結果
8月27日 楽天イーグルス 楽天生命パーク
ロ | 000 010 020 3
楽 | 100 000 000 1
H:6 E:0
H:9 E:0

【勝利投手】国吉 1勝 0敗 1S
【セーブ】益田 0勝 4敗 27S
【敗戦投手】安樂 3勝 1敗 0S

◆バッテリー
千葉ロッテ:二木、○国吉、佐々木、S益田=加藤
楽天イーグルス:田中将、●安樂、ブセニッツ=炭谷、田中貴

◆本塁打
千葉ロッテ:安田 7号ソロ(5回・田中)、中村奨 7号ソロ(8回・安樂)
楽天イーグルス:なし


二木康太、初回いきなり小深田、大地の連打で1点を失い、ヤバい雰囲気でありましたが、ここを最小失点に抑え、毎回のピンチも切り抜けるというタイトロープな先発。

それでも、今年の二木のピッチングを見れば、この日は良い方と思える。

いつもは悪魔の島内がこの試合ブレーキとなったことが勝利への道になった。

二木に勝ちが付いたら、次回に繋がるところだけど、そこまでは甘くは無い。


この日の楽天打線は、勝負弱さが目立ちました。

二木の後の勝ち投手となった国吉にしてもちはやふるにしても、後一本が出てたらどうなってたか、という状態ながら、何とか勝利の細い糸を手繰り寄せた。

ある意味ツキがあった。


打線はマー君相手に安田尚憲の猛打賞を除けば、藤原と中村奨吾の各1本のみ。

もっと大胆でも打てないよ、と言いたいくらいマリーンズ打線を恐れていた、ようなピッチング。

中村奨吾と、マーティンに連続四球するような、そんな投手では無いはず。


そんな中、安田の3安打は上昇に兆しになって欲しい。

ホームランは初球のインコースのスライダー。

安田がホームランするとしたら、これしかない、という高さとコース。

同じコースでもストレートなら差し込まれたろうし、真ん中から外のコースのスライダーなら、スタンドインはなかったと思う。

前のカードの日ハム戦でのぶざまを取り戻した安田尚憲ナイスジョブ。

つまりながら真ん中のストレートをセンター前に運んだ安打も悪くないバットの出し方であると思う。

マーティンも戻ってきたし、安田が復調すれば打線の厚みがぐっと増す。


ゲームは先行された後に安田のホームランで同点。

その後終盤までどちらもチャンスがありながらの拙攻で決め手に欠いた中、継投勝負。

マリーンズは上記の通りタイトロープな継投ながら抑えたのに対し、イーグルスはセットアッパー安楽が中村奨吾に被弾。

これが決勝点になりました。

続いてのマーティン、レアード 連続四球の後の山口の内野ゴロで追加点。

これノーヒットでの得点だったから、相手からすれば応えたろう。

やはり和田康士郎は無死でも走らせようよ。

安楽亭の安い焼肉定食では強力マリーンズ打線を抑えるには荷が重かったと言うことだね。

焼肉はせめて叙々苑にしてくれ。

海浜幕張のいしびも悪くないよ。

それにしても焼肉食ってもビールが飲めない社会は誰がどう考えてもおかしい。

文化的最低限度の生活が保障されてない、基本的人権の侵害だ。