連敗を2で止めた最大の要因は小島です。
コジマぢゃないよオジマだよ。

試合結果
7月22日 埼玉西武 メットライフ
ロ | 000 011 000 2
西 | 000 000 100 1
H:10 E:0
H:6 E:2

【勝利投手】小島 2勝 2敗 0S
【セーブ】益田 0勝 1敗 9S
【敗戦投手】高橋光 2勝 3敗 0S

◆バッテリー
千葉ロッテ:○小島、松永、ハーマン、S益田=柿沼、田村
埼玉西武:●高橋光、平井、伊藤=森

◆本塁打
千葉ロッテ:井上 5号ソロ(6回・高橋光)
埼玉西武:なし

この試合に限っていえば小島投手に尽きます。
これまでの防御率6点台の投手にはとても思えない。
ストレートはことごとく詰まらせるわ、右でも左でもスライダーのキレが良いからタイミングを外すわ、文句のつけようがない。
右打者へのインコースを上手く使ったし、森友哉へのインハイの使い方も見事。
意識しての高めというよりは結果オーライかも知れないけど、それがマトを絞らせない結果にもなりました。

こんな良い投手だったっけ?
ボールの力はそこそこにあるものの、もっと甘い考えと甘いボールの多い投手のイメージでした。

もちろん真価が問われるのは次回の投球だろうけど、この日のように攻める気持ちで向かっていって欲しい。
この日の投球こそは胸張って良いプロのそれでした。

その小島投手の後を受け、今季初登板の松永登板。
相変わらずの制球難ではありますが、それでも対左ということになれば、マリーンズにおいて1番信頼に値する左腕であります。
その点は朗報。
ただし、その煽りを受けて田中靖の降格は井口イズムの悪しき敢行。
確かに右サイドハンド三枚はダブり過ぎであるから、松永の昇格は理に適ってる。
であるならば新章必罰、落ちるべきは東條でしょう。

そして8回のハーマンは怖かった。
1点差のランナーを置いて栗山巧だもん。
前回マリンで栗山のお陰で2つゲーム落としたかんね。
この場面でのハーマンの最後のインコースいっぱいのストレート見逃し三振は、マリンでの決勝点押し出しの借りを返して貰いました。

クローザー益田直也も、先頭打者スパンジェンバーグとかいう舌の噛みそうな名前の全力疾走がアウトになり、それが3凡に繋がったと見る。
その意味ではこのゲームはマリーンズに味方した。

打者では、先取点のワイルドピッチとアジャのホームランの2点しか取れなかった。
この日の出来のキラキラ光成ならば、4、5点は取らなきゃ。
3度のチャンスにゲッツー、三振、凡打に終わった4番安田の不振が響いた。
その安田君、重心が後ろにあって外をボールを上手くさりげない。
重心が後ろにあるから外のボールが遠く感じて見逃してしまう。
恐らくはインコースに打ち負けないつもりだろうけど、今のタイミングを遅くしての打撃ではストレートに差し込まれる。
時にそれなりに安打を放つから、それでも良いのかな、なんて思うけど、今の打撃スタイルでは多くは期待できないと思う。
バリーポンズのような打撃は無理だよ。

結果、拙攻のオンパレードのような攻撃であったけど、最後の満塁のチャンスに、安田に代わってサードに入ってた鳥谷に打席が回るというのは、これも井口イズムの弊害と見る。
もっともその前に3番菅野の確変が通常モードに戻っちゃった感がある。
これもどうしよう。
当たってる打者が誰もいない。

そして何よりマリーンズファンにとって気掛かりなのは、荻野貴司の途中交代。
スライディングで膝に違和感を感じて途中交代、翌日のゲームは様子を見て決めます。
なんてアナウンスから、荻野貴司選手の手術が無事終了時しました。
なんて事のない事を祈ります。

良かった、これで6連敗は免れた。
マリーンズファンの志は低いのよ。