昨日の日曜日、映画を見に行って来ました。
久しぶりの映画館でした。
今年初めてです。
忙しいというよりは、見たいと思う映画が少ない、というのがその理由。
映画を映画館で見るというのは、文化を享受するもであると思っています。
別にTVやDVDで映画を見る事を否定するものではありません。
野球だって、スタンドで見る臨場感がBESTであろうとも、TV観戦だってもちろん面白いと思う野と一緒です。
それでもね、映画館で場内が暗くなりスクリーンに集中力が高まるとき、その胸の鼓動は、プレーボールの瞬間に似た感動を覚えるのです。
昨日見た映画は、「LOOPER」
時間テーマの映画です。
SF好きでタイムトラベルといえば、永遠のテーマがあります。
いわゆる「父親殺し」です。
自分がタイムマシンに乗り過去に行き自分の父親を殺す!
すると、自分は生まれない。
しかし自分の存在がなければ父親は殺せない。
この矛盾をタイムパラドックスといいます。
そして、そのタイムパラドックスこそが時間テーマの面白さでもあります。
映画で言えば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が有名ですね。
小説では「夏への扉」はご存じでしょうか?
余談ですが、藤子F不二雄先生が時間テーマのSFが大好きな方でした。
氏の「どらえもん のび太と竜の騎士」なんて典型的なタイムパラドックスものですよ。
さてそんな映画です。
この映画「LOOPER」では、、未来から殺したい人間を30年前の過去に送り、そこで殺し死体を葬る。
その仕事を請け負うのがルーパーと呼ばれる男たち。
ルーパーの主人公ジョーは、その殺しを淡々とこなし、報酬の銀を貯めこむ毎日を刹那的に行います。
そんなある日、ジョーは殺しの相手が未来の自分だと知ります。
未来の自分を殺し損ねたジョーは組織に追われ、未来から来たジョーは自身の殺しを仕組んだ組織のボスの子供時代を狙います。
つもりこの時代の子供を殺せば、未来にボスは存在しないことになり、自分の殺害依頼が出来なくなる。そうすれば自分は過去に送り込まれず、自分が自身を殺害しないで済む、というタイムパラドックスです。
複雑?
いやあ、全然そんなことなく、普通にエンターテイメントとして楽しめますよ。
これが日本の頭でっかちなオタクのアニメ作家が作ったりすると、概念や観念論がごちゃウザくなりそうですが、そこはハリウッドです。
少々のこじつけがあろうが楽しく見れなきゃね。
パンフレットを見ると、原作者の名が無いことろをみると、オリジナル脚本の映画らしいですね。
細部へのこだわりと小道具へのこだわりは、原作へのオマージュかと思ったが空振りでした。
同様に映画の持つある種のけだるさの雰囲気とドラッグ依存は、「ブレードランナー」の原作者PKデュックかと思いましたが、こちらも空振り。
僕の見る目ってこのところ曇りまくってるな。
久しぶりの映画館でした。
今年初めてです。
忙しいというよりは、見たいと思う映画が少ない、というのがその理由。
映画を映画館で見るというのは、文化を享受するもであると思っています。
別にTVやDVDで映画を見る事を否定するものではありません。
野球だって、スタンドで見る臨場感がBESTであろうとも、TV観戦だってもちろん面白いと思う野と一緒です。
それでもね、映画館で場内が暗くなりスクリーンに集中力が高まるとき、その胸の鼓動は、プレーボールの瞬間に似た感動を覚えるのです。
昨日見た映画は、「LOOPER」
時間テーマの映画です。
SF好きでタイムトラベルといえば、永遠のテーマがあります。
いわゆる「父親殺し」です。
自分がタイムマシンに乗り過去に行き自分の父親を殺す!
すると、自分は生まれない。
しかし自分の存在がなければ父親は殺せない。
この矛盾をタイムパラドックスといいます。
そして、そのタイムパラドックスこそが時間テーマの面白さでもあります。
映画で言えば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が有名ですね。
小説では「夏への扉」はご存じでしょうか?
余談ですが、藤子F不二雄先生が時間テーマのSFが大好きな方でした。
氏の「どらえもん のび太と竜の騎士」なんて典型的なタイムパラドックスものですよ。
さてそんな映画です。
この映画「LOOPER」では、、未来から殺したい人間を30年前の過去に送り、そこで殺し死体を葬る。
その仕事を請け負うのがルーパーと呼ばれる男たち。
ルーパーの主人公ジョーは、その殺しを淡々とこなし、報酬の銀を貯めこむ毎日を刹那的に行います。
そんなある日、ジョーは殺しの相手が未来の自分だと知ります。
未来の自分を殺し損ねたジョーは組織に追われ、未来から来たジョーは自身の殺しを仕組んだ組織のボスの子供時代を狙います。
つもりこの時代の子供を殺せば、未来にボスは存在しないことになり、自分の殺害依頼が出来なくなる。そうすれば自分は過去に送り込まれず、自分が自身を殺害しないで済む、というタイムパラドックスです。
複雑?
いやあ、全然そんなことなく、普通にエンターテイメントとして楽しめますよ。
これが日本の頭でっかちなオタクのアニメ作家が作ったりすると、概念や観念論がごちゃウザくなりそうですが、そこはハリウッドです。
少々のこじつけがあろうが楽しく見れなきゃね。
パンフレットを見ると、原作者の名が無いことろをみると、オリジナル脚本の映画らしいですね。
細部へのこだわりと小道具へのこだわりは、原作へのオマージュかと思ったが空振りでした。
同様に映画の持つある種のけだるさの雰囲気とドラッグ依存は、「ブレードランナー」の原作者PKデュックかと思いましたが、こちらも空振り。
僕の見る目ってこのところ曇りまくってるな。