今日は神宮に行く予定だったけど、早々に台風で中止に。

前回30分遅れて中止なる酷い扱いを受けた神宮でしたが、今回の中止は妥当な判断でした。


で、夕方からぽっかり時間が空いたので映画館に行きました。

その時は、風も雨もたいしたことなかったし・・・・。


テルマエ・ロマエ


実は、このところ「見たい」映画が無いんです。

で、結局時間的に見れる映画をチョイスするというパターン。

本日もそんな選択で選んだ映画が「テルマエ・ロマエ」でした。


この映画ずいぶんロングランしてるし興業的にも大ヒットだとか。


しかしねえ、僕がこの映画最初に予告編で見た時、こんな素材で映画になるの?とか、良く企画会議通ったな?とか、思ったけど、その負の印象が間違いじゃなかったと改めて思いました。


別にローマと日本の銭湯と、タイムスリップするって荒唐無稽な話を否定するつもりありませんよ。

映画の素材は何だってありです。

むちゃくちゃな話だって、どんなくだらないストーリーだって、面白ければ何も言いますまい。


でもねえ、面白くないんですよ。


コメディかと思ったら全然笑えないし、あえてシリアスなドラマを作りたかったのかと思わば、ドラマは全然薄っぺらだし、どこをどう見れば良いのか、僕は迷いました。

なぜ、この映画がヒットするのか? 僕には理解不能です。


阿部寛と上戸彩という素敵なスターが出てます。

阿部寛は何にでも出過ぎでしょう。自分の立ち位置をう見失うよ。

少なくともこの映画では存在意味ありません。

上戸彩は、良い女優です。

この映画の一番良いところは彼女が出てる事かな。

と、これは個人的な好み。


「歴史変わっちゃうよ」


これタイムパラドックスもののお決まりのパターンのセリフなんだけど、古代ローマの歴史って、日本人どのくらい知ってんの?

歴史好きな僕でさえしらねーよ。

そうなると、古代ローマの登場人物と歴史とのパラドックスなんてどうでも良いんじゃないの、と思えて来るし、そうなると阿部寛の必死さが滑稽でしかないんだよね。


勘違いしないでね。

何でも批判・中傷するのが僕の本意ではありません。

僕は面白い映画が見たいんです。

面白ければ、エヴァ―でもガンダムでも良いんです。

邦画洋画アニメ特にジャンルは問いません。


でもね、このところ映画館で面白い映画見てないな。



ところで、映画館に入ったころは風も雨もたいしたことなかったのに、映画館を出る頃は暴風雨に。

奥さんからのメールも電話も出ないから(映画館ではで電源切ります)、心配したって、怒られました。

「ごめんなさい、でも映画に行くって言ったら、早く帰ってこいって言うでしょ?」