彼女と僕

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悪魔払い

彼女と付き合って丸6年。結婚まで半年。
彼女は悪魔払いの出来る僧です。

公園やキャンプ場などで突然走りだし、

「こっちにこないで!」って急に言われる。
当然心配だから「どないしたん??」「大丈夫?」と僕。

平然としたいやむしろスッキリとした顔で
彼女「いや~悪魔払いしてきた♡」

僕「????」

何が起きたかわかりません。

頭の中で
僕「この子は霊がみえるのか? しかも戦うの?? エェェッ~???」

なんて考えていたら
彼女「いや~私のくっさいからな~☆エヘッ」

僕「ハァ?」

彼女「いやウチではオナラの事悪魔払いっていうねん。」

僕「そっっ そう…なんや……。」

「たしかに悪魔も倒せるわ。。毒ガス散布でもいいと思う。。」

微かに漂う死臭の中僕は思いました。
そんな彼女はもうすぐTOKYO上陸します。。。。。。

切り干し大根

4年ほど前僕は仕事の為神戸の春日野道というゲットーに住みました。
駅から30秒、隣はスーパー、目の前はコンビニ、コインランドリーも近所、
なにより三宮まで自転車で10分の好立地。

それで2K ¥60,000 安っ!!
でも壁薄っ!

隣の大学生カップルのイク声まで聞こえてきます。
女の子ならまだしも男まで↓

そんな神戸での一人暮らしはハードでバイオレンスな生活を提供してくれます。
彼女も今思い出しても最悪やとぼやきます。

はじめは楽しいねん!!!!
はじめはな!

そのはじめの楽しい事を書こうと思います。

タイトルの通り
切り干し大根なんですがね。
ふつうは煮付け?みたいな事を想像すると思うのですよ。
うちの切り干し大根は違います。

彼女が街のど真ん中で、しかも日当りも悪い神戸で、
わざわざ市場で大根を買ってきて、
切った大根をベランダで干して切り干し大根をつくろうなんて…

100円ショップでも結構な量が入っているの買えるのに…
なんでわざわざ・・・
と言っても聞いてくれない彼女

凶事は強行され
当然大根のくっさい臭いが部屋中に籠もります。
僕は反対したんです!
空気の綺麗な田舎で作るならまだしも
三宮まで自転車で10分の場所で自然の力を借りて
食材を加工しようなんて・・・・

しかも毎日ベランダで切り干し大根をひっくり返すのは僕の役目です。。
仕事が終わってヘロヘロになって帰ってきてから
ベランダで怪しい切り干し大根を毎日ヒックりかえしました。

そんな苦労も2週間後報われたのか彼女が遊びに来て
切り干し大根をチェックしたのです。

黒いシミと緑の斑点がある切り干し大根を見て
いいやん~今日使おう!!っって

当然僕は反対しました。
黒いシミ=黒カビ 緑の斑点=カビにしかみえません。

切り干し大根を作るなら100円ショップの使ってやってくれと哀願し
渋々彼女もそれに納得してくれたかに見えたので安心して部屋に戻りTV鑑賞などしていたのですが悪い胸騒ぎがしたのでそっとキッチンを除くと…

「おい!何混ぜとんねん!!!」

大声で叫んでしまう光景が…
彼女はばれないようにカビの生えた切り干し大根を混ぜようとしていたのです。。

「バレた~☆?いけるかなって思ってエヘヘヘッ」

って怖っっっっっっ

しかも自分は食べないつもりだったそうです。
苦労して作った切り干し大根。もったいないからって

カビを食わすなよ。。。

それ以来切り干し大根制作禁止になりました。。
そんな彼女はもうすぐTOKYO上陸します。。。。。。

死体ごっこ

兵庫県の西側の街姫路の市内で生まれた彼女。
その隣の市糞田舎加西市の南で生まれた僕。

そんな僕たちは夏になるとアウトドアな遊びで暇をつぶします。

二人でキャンプ、二人で川遊び、海はべとべとするので嫌いです。
田舎生まれの僕が田舎を満喫する為に向かうのがアソコです。

そう「生野」!
銀山湖の近所です。

川があるオートキャンプ場です。

高校生の頃からアホ仲間10数人で原付で行っては馬鹿騒ぎしてました。
そんな思い出のキャンプ場に彼女と行きたいと思うのは男のロマンです。

キャンプ場でテントを男らしく作り、男の料理も披露します。
彼女は僕の男らし姿では無く川に興味津々だったとしてもです。
頭はファンキーにアフロでした。BGMはNYhouseでノリノリです。

テントも完成しテーブルとかも用意してさあ着替えて川で泳ごうか!!
今日は人が少なくて僕たちの貸し切りさ!

なんて爽やかに言おうと思った矢先。。

彼女は川に浮かんでました…
そりゃ見事に流されて土左衛門でした。。

それだけを延々数時間位楽しんでる彼女を見て僕は黙々と写真を写します。
たま~に流れ具合を注文します。
快く、そして豪快に水死体のポーズをしてくれる彼女。
そこは奇妙な空間が広がっていたような気がします。


いや奇妙な空間でした。


夏の強い日差し、青々とした木の葉の間からこぼれる木漏れ日、ミンミン蝉とヒグラシの鳴き声の中彼女は貸し切り状態のきれいな川で水死体。。。。

こんな現状を他のカップルが見たらなんて言われてたでしょう。。

確実に「キ○チガイ!」「キモイカップル」って罵られそうです。
ラブラブカップルの水辺でキラキラした感じはありません。
ラブラブな会話もありません。

死体の出来ぐあいを聞いてくる彼女。

今思うと少しずつ彼女の歯車(正常な人間として)が狂っていたのかもしれません。

そんな二人はもうすぐ付き合って早6年弱。結婚まで後半年位。
そんな彼女はもうすぐTOKYOに上陸します。

9月に結婚します

1999年のクリスマスイブに付合った
彼女と2006年9月の彼女の誕生日に僕は結婚します。

彼女とは丸6年の付き合い。
でも昨年秋までの間2年間は別れていました。
別れている間も関係をもったり、微妙な関係。
会わない時もその気になればお互いの情報は周りの友人などから
常に入ってくる関係でした。

ショッキングな出来事が色々あり完全に彼女と別れ
別れた期間2年の間に自分自身の取り巻く環境も激変します。

同郷の彼女と別れ
別れて凹んだ状態から少しでも抜け出す為大阪の会社に就職+一人暮らし。
入社1ヶ月半で東京へ出張。
東京事務所の責任者代行という状況から8ヶ月後東京で起業。

僕自身は仕事というリアルシュミレーションゲームに没頭していきました。

起業時の僕の口癖は
「売り上げUp!」「規模拡大」「スタッフ増員」「効率Up」
「新しいビジネスモデル」「2年で売り上げ1億」
「死んでも仕事を仕上げる」
本当にこれしかありませんでした。

中途半端に評価され、思った以上のお金を稼ぎ、
今までの給料からは数倍になった自分の給料を見て僕は驕り、
完全に欲に食われている状態。
今思えば情けない状態でした。

そんな状況の中彼女のいきなりの上京。
ヒルズでの逆プロポーズ。

そして今に至る。


ここまでは普通によくありそうな状況ですが
僕の彼女はハチャメチャなんです。

そんな彼女との交流の一部を忘れっぽい彼女の為に記録したいと思っています。