京都で一番成長出来るインターンシップ -2ページ目

電子書籍

「のぼうの城」読みました。
2009年本屋大賞2位の歴史小説。

のぼうの城/和田 竜

¥1,575
Amazon.co.jp

なぜ、ちょっと前に売れた作品をいまさら読んでいるかと
いいますと、最近、スマートフォンで電子書籍を読んでるからです。
どんなものかを知るために何冊かお金を出して
実際に利用者の立場に立つために。
使っているのはAndroidのアプリ「GALAPAGOS」。
この作品もそこで購入しました。

ちょっと説明的(解説?)過ぎたりして、小説ならではの自分なりの
世界を描く醍醐味がなくなってしまう場面もありました。
物語全体も前半長いがずっと説明があって
ようやっと面白くなっていく、といった感じです。

歴史モノを読むというより、2時間ドラマを見るくらいの感覚で
お茶とお菓子を片手にソファで横になりながら読むくらいが
ちょうどいいですね。

話は秀吉が天下統一の総仕上げとして臨んだ北条小田原攻めの一幕。
石田光成と大谷吉継が忍城というお城を二万の大軍で攻めるのですが、
相手はバカ殿様とわずか五百。しかし・・・、てな話です。


電車やちょっとした待ち時間に少しずつ読み進めていくわけですが
電子書籍はこういう読み方に向いていますね。
家を出るとき暇つぶしの本をかばんに入れるのを忘れたり
小さめのかばんで出かけたりしたときには、確実に便利です。
開くといつも前の続きのページがストレスなく出てきますし。

反面、やはり前のページにちょっと戻ったり、
カフェなどでリラックスして楽しんだりするのには不向きです。
ソファに座って画面をチマチマさわってても落ち着きません。
これは画面の大きなiPadでやってみても同じでした。

電子書籍を何冊か読んでいるうちに、向いていること、
難しいことがちょっと見えてきました。

おさまりはいいけど、なんとなく落ち着かない。
電池や電波がないと使えなかったり、不便になったりする。
すごく現代人に都合よく作られたこのメディアの私の感想。
新しいものに対しての抵抗感がありありですな(笑