京都で一番成長出来るインターンシップ -14ページ目

「名君の碑」

江戸時代の名君、保科正之。
この年末年始は彼のことを知るべく2冊ほど
本を読みました。

年金制度の走りを作ったり、
主君への追い腹を禁止したり、
玉川上水を開削したり、
明暦大火のときに江戸城天守の再建をやめ
現在にもつながる江戸の町の整備をしたり・・。
初代会津藩主としても幕府の重鎮としても
大きな成果をあげている保科正之。

近年、評価されている彼ですが明治以降の
薩長史観が原因なのかいかんせん
詳しい資料などは少ないのです。

中村彰彦著 文春文庫「名君の碑」

名君の碑―保科正之の生涯 (文春文庫)/中村 彰彦

¥960
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600ページを超えるボリュームですが
ペロッと読めたのは、私が保科正之の
ファンだからです。面白かったです。


保科正之は徳川二代将軍の秀忠の落胤として
産まれ・・・と書こうと思いましたが
大変なのでウィキペディアでチェックしてください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E7%A7%91%E6%AD%A3%E4%B9%8B


武断政治から文治政治への大きな転換を促し、
仁政をしいた保科正之。

私は彼の決してぶれない信念と、
人を思いやるその心に、自分の今の役割や
目指していきたい仕事人としての姿を
重ねているから、彼がどんなことを考え
どんなことをしたのだろうと気になるわけですが
いくつかのヒントを得ることが出来ました。


次のふたつ。

後の世のことを考え
「あんずの種を土に埋めていくこと」

「中庸」より得た言葉(作中では「礼記」)
「誠は天の道なり。これを誠にするは人の道なり」


ひとつ目はインターンシップの中で
まさに実践していこうとしているところです。
後に続く人のことを考え、食べたあんずの種を
地面に埋めていく、そんなところです。


二つ目は・・人の生きる道の話ですね。

天は厳格な決まりの中で狂うことなく動き続けている。
決められた通りに進んでいきます。

しかし、人は道を踏み外すことがある。
決まりから外れて、周りに迷惑をかけたり
傷つけたり・・。

だから、人は天の道を身につけ行動できるように
成長していかなければいけない。
天の道そのものになれるように学ばなければならない。
そのように成長していくことが生きていくことであり
人の道、誠の道である。

「天命とはただひたすら受け入れざるを得ない
定めをいうのではなく、人が切りひらいてゆけるものだ」


精進します。