最近寒いですねー




 




じゃあご覧ください!↓




 




ここは水星(みずぼし)。ここに住む動物は大きく分けて、陸上を歩く動物、海を泳ぐ動物、空を飛ぶ動物に分かれる。そしてそれらの原点は植物というものだ。その植物の中でも特に特化した草人(そうと)という植物の人がこの水星をすべて支配しているのだ。



草人はものを作ったり、考えたりできる。しかしほかの動植物とは変わった所がある。それは感情が無限にあることだ。草人はたんにうれしい、いや、だけでなくすき、きらい、きもちわるい、きもちいという感情が無限にあるのだ。



「こんにちは! 僕は草人のペンリ! よろしくね!」

 その草人を画面で見てる人がいた。

「ふっアホだろこれを人間でたとえると『こんにちは! 僕は人間のペンリ! よろしくね!』ってことじゃねーか。人間以外としゃべりあえるような幼稚なクソゲー・・・っと」

 画面の評価の欄の星をゼロにし、評価をするを押した。そして手元にあるコップに入ったブラックhコーヒーを啜りまたゲームを始めた。

 それから二日間ゲームをし続けた。

「なんだよこれだけ?! たった二日で全クリしたぞ?! つまんねーまじつまんねークソゲー以下だな」

 と書き込んで評価するを押した。もちろん星はゼロ。

 その時、玄関のドアが開いた。

「おーい。たまには学校行けよー。単位なかったら卒業できないんだから。いくらお前がゲーム評論家だからと言ってもだ」

「わかってるって、それよりもあれ買ってきてくれたか?」

「あぁ、買ってたよ。・・・・たくこれのためにわざわざ車で4時間も・・・」

 新ゲームとそのゲーム機、そしてPCとTVに繋げるコードとゲーム機のバッテリー、メモリーカード、充電器、画面保護シート、ゲームケース、カセットケース、ゲーム機のマニュアル、解析用専門の本などなどが大量に俺の部屋に持ち込まれた。

「おぉーーー! 待ってました!! 俺の改造精神がうずくぜぇ!」

「ったくお前は・・・ちゃんとあとで請求するからな!」

「あぁいいっていいって・・・あ、あとこれ追加注文、さっき言うの忘れてたから、もっかい買いにいってきて」

 俺は一枚のメモ帳を渡した。彼はまたブツブツいいながら出て行った。

「さってーーー! 目標は、このソフトすべてを五日以内に全破と一週間以内にこのゲーム機の内臓システムと専用解析能力を身に付けて今月中に改造する!!!!」

 俺は今言ったことを紙にでかく書き壁にドドーーンと貼った。

 そしてさらっとゲーム機の操作方法を確認してからゲームを起動しはじめのソフトを入れた。

 数時間後。

「あぁ、よくあるパターンのやつか。楽勝・・・・・ん?なんだたった5時間で全クリかつまんねー」

 二枚目のソフトを入れ、ゲームを始めた。

 一日後

「はっきりいってストーリー長いだけでめちゃくちゃ簡単だったな・・・」

 三枚目のソフトを入れ、ゲームを始めた

 数十分後

「え?! まじで! ・・・これは面白かったのにめちゃくちゃ短い没作品」

 四枚目のソフトを入れ、ゲームを始めた。

 翌朝

「つまんねー! ストーリーがつまんねー! 戦いはそこそこ良いのに・・・」

 五枚目のソフトを入れ、ゲームを始めた。

 数分後

「ん?!!!! これは・・・・エロゲじゃねーーーーか!」

 数時間後

「うっわーーーこれほどスッキリするエロゲは初めてだったわー・・・」

 六枚目のソフトを入れ、ゲームを始めた。

 次の日

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・This is a 神ゲー」

 神ゲー降臨! 二ヶ月ぶりの神ゲーとの出会いはうれしい・・・・

 ソフトをすべて制覇して、今度はゲームの詳しいマニュアルを片っ端から目を通した。そして細かいところはノートに執って勉強した。

 それから実際に分解用ゲーム機を分解して実際の中身を確認した。

 そして改造用ゲーム機の改造を始めた。プログラムを作り何度も実践した。

 そして、真改造ゲーム機が完成した。

 それをオークションで10個売り、儲けているのがこの俺、新大 和実です!





 ・・・・・・・・・とまあ自己紹介はこれくらいにして、俺は飯食って寝ます。