ムンクからのリレハンメル、 | 添乗員 森田 世界の旅

添乗員 森田 世界の旅

放浪癖 バックパッカー 酔っ払い まじめな添乗員 恐妻 かわいい子供
ハネムーン

9月6日、オスロ。

ムンク(1863~1944)生誕100周年を記念しオープンした

ムンク美術館、

現在の姿は死後50年目の1994年、世界の出光の出資で

拡張改築されたもの。ムンクの残した1100点の絵画、

15500点の版画、4700点のドローイング、、、を所蔵。

2018年までムンクの叫びは国立美術館で観て来たが、

2019年の1月に閉館する事となりこの夏はここに来ている。

国立美術館ではムンク作品だけでなく、ノルウェー画家や

欧州の主要画家の作品が楽しめたが、ここではムンクのみ。

マドリードのピカソ美術館の様にムンクの作品とともに

ムンクの人生、生涯が辿れる。

そしてここも間もなく終焉する。

先の国立美術館、ここムンク美術館、そして国立図書館が

一体となる新国立美術館(私の勝手な仮名)が2020年に

オープンする。

叫びたいぜ、1番の目玉商品の叫びが全然撮れてないぜ、

 

私は2人の友人と歩道を歩いていた。太陽は沈みかけていた。

突然、空が血の色に変わった、、、、、友達は歩きつづけ、

私は取り残された、立ち尽くし不安に震え、そして自然を

貫く果てしない叫びを聴いた、、、

と日記に記した1年後に1枚目のムンクの叫びを絵に描いた。

 

マドンナ、

ここの二つは1994年、リレハンメルオリンピックの開会式

当日に盗難にあっている。

2年後取り戻した、2つもまたここに。

素敵な雰囲気の美術館だ、

この中に新たな犯人はいないだろうか、

キコと一緒に名探偵コナンの見すぎか、、、

閉館は寂しいが、2020年も楽しみだ。

追伸、今まで見ることはなかったがムンクの版画が展示されて

いた、、、その写真。

 

オスロ市中心を歩く、

ここギリシャ神殿を思わせる新古典主義のオスロ大学アウラ

講堂。1989年ゴルバチョフのノーベル平和賞までの授賞式を

行っていた場所、

ノルウェーは王国だ、

そのお住まいの王宮。

そこから始まるカールヨハン通り、

町の目抜き通りで束の間のフリータイム、

その後、今年から利用しはじめたUmamyレストランで

ピカイチのランチ、

まさにウーマミーである。

旅に出よう、

ノルウェーをドライブだ、

リレハンメルに向かう途中ドライバーが言った、

ヨーモリタ、このミューサ湖畔に建設中の高層アパートを

知ってるか?

完成すれば木造建築で最も偉大なアパートメントになるんだぜ、

ワイルドだろー、と言った。思わず写真を撮った。

で、ここです。

運ちゃんに予定のない所に行ってもらう場合当たり前だが

事前交渉が必要で、

今朝行きたいのだけどー、とお願いしたら、

オフコースと言った。

今回も面白いノルウェードライブになりそうだ。

そうここは1994年にリレハンメル冬季オリンピックが開催

されたレガシー、

原田選手が落っこちて銀メダル、そして長野で金メダルという

ドラマを生んだレガシー、

近くて遠いここに連れて来てくれた、

運ちゃんにスタンディングオベーションの拍手をお客様に促す。

運ちゃんは上機嫌だった、

リレハンメルのホテルリレハンメル、

ここのバイキングが美味いんだ、

1500円の生ビール、そうそうこれからお世話になり運ちゃん

に1500円のビールおごって、

サーモンと、乳製品のデザートを頂こう。腹ごしらえだ。