9月9日、ストランダで朝。
ゲイランゲルフィヨルドを前に朝日が昇る朝、雨の予報の
1日だが始まりは悪くない、
ストランダという村、ホテルがなければ来ることはないだろう、
落ち着いた良い村良いホテルだった。
ナショナルツーリストルートと名の付く道はもちろん
のこと、田舎道が面白い。
20万あるという湖に無数の滝に牛に羊を身近に感じるドライブ、
一山越えて欧州一深い湖ここに、514mホルニンダール湖の
漆黒を過ぎるとノールフィヨルド、
その南岸のオルデンから遠くに聳える山並みに向かうと
青いオルデン湖、
近いづく山並みにメルケヴォル氷河が舌先を出す、
その末端から流れ最初に注がれるこの湖は近づく程に、
透明感が増す程に青が強くなる、
メルケヴォル氷河の谷に押し出すのは1700mの所に横たわる
ヨステダール(大陸)氷河480平方㌔。氷河が後退し6000年前
にノルウェーの大地が表れた時氷河の末端は1000mまで
舌先を伸ばしていたというが、今は海抜1300mのライン
まで後退している。
メルケヴォル氷河の隣に同じくヨステダール氷河から
谷間に押し出されたブリクスダール氷河を見にバスを降りる。
バスでは入れない険しい道を7人乗りジープで進む、
氷河の末端から1㌔程か、最初の滝の
冷たい水しぶきを浴びて
さらに上へ行きジープを降りる。
ずっと谷間に隠れていたブリクスダール氷河が顔を出す、
歩いていると周囲の森は原生林か、
苔の絨毯が美しく空気はみずみずしい。
空は曇っているのだが、氷が今まで異常に青い、
表面を覆っていた雪は溶けていて氷が向きだしなのは
この前も同じはずだが、青みが濃い、
聞けば夏に押し出された密度の濃い氷が秋に顔を出し、
秋になり気温が下がることで青が強くなるのだという。
雨に降られなくて良かった、
振り返り、もう当分来ないであろう秋のブリクスダール氷河
を後にする。


















