早朝、絶景に出会う。そしてベルゲン、 | 添乗員 森田 世界の旅

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8月9日、早朝バレストランドから。

 

朝4時半、お客様は別としてフィヨルドの見える部屋に泊まる

事はそう多くない、雨はあがった。

ホテルの用意してくれたサンドイッチを携えて5時45分に

ホテルを出る。

そして目の前のソグネフィヨルドを渡る、

本流を30分かけて渡っているうちに朝日が射してきた、

サンドイッチを頬張りながら外に出て写真を撮った。

対岸で陸に上がり、昨日来た道、昨日の一山に上る。

この山越の道はナショナリストツーリストルートではないが

かなりの絶景が見られることは前回知った、

散々ノルウェーの自然美を見てきたのだが、何か質が違う

なにもない殺風景がそこにある。

山を下り、昨日気になった湖があった。

いやどこを走っていても時折バスを止めてみたくなるような

フィヨルドや湖の水辺に映える水鏡にハッとするが、

今でしょ、僕はピーターさんにバスを止めてもらう。

深く黒い水辺に雨上がりの深い森が映える、

これだこれ、湖は静まり返っている。

眺め過ぎると自分がどこに立っているのかわからなくなる

程の水鏡、吸い込まれそうで、、ヤバい。

ヤマダ電機で8000円で買ったNECのタブレットでもヤバい。

ノルウェーに20万の湖があり、名もないで済ませても良いが

気になったので名前をグーグルに聞いてみれば

MyrkdalsVatnetという名前だった.

 

この後脇道に逸れトロルスティンゲン以来のナショナル

ツーリストルートへ、

ハダンゲルフィヨルドをドライブ、実はここにこの前ハッと

した水鏡があったのだが、今日はなかった。

ノルウェーサーモンの養殖が盛んに行われる優しい水辺を

抜け内陸に入ったところで、

スタインダールの滝、落差150mはもう見慣れた感もあるが、

ナショナルツーリストルートの自然の体感と由縁たる斬新な

トレイルは滝の真裏に通されている、カイカン、じゃなく

体感です。

 

そしてご一行はノルウェーの最終地ベルゲンに到着した。

年間400日は雨が降ると言われる雨のベルゲンは今日も雨。

人口26万人に、オスロとともにノルウェーの玄関口は多くの

人で賑わっていた。

1350年から200年間ハンザ同盟都市として栄えた港町に残された

当時の家家、

出張ドイツ人のウナギの寝床は木造建築、度々火災にあっても

ゲルマン魂で同じものを建てた地区はハンザ終われど保存され

世界遺産に、ブリッゲン地区と言う。

魚市場もいつもの賑わい、

サバにニシンにサーモンの缶詰に捕鯨国だけにクジラのサラミ、

タラや鮭、シシャモにダンゴ魚などチョウザメ以外のキャビア

(魚卵をキャビアという)の瓶詰め、

いけすのカニに香ばしい香りたてる屋台、、

 

1時間のフリータイム後昼食を経て

なぜ?なのか、いつも気になるところだが、、

運転手ピーターさんにお客様からのスタンディングはバス

なのでできないがオベーションを表明し、

ピーターさん、そしてノルウェーとお別れをした。

 

1時間20分後、4ヵ国目で最後の国4首都目デンマーク到着、

アイランドホテル。

バイキングではないけれど、イケる夕食だった。