人気添乗員、未公開の下ネタ。 | 添乗員 森田 世界の旅

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ハネムーン

あれはオランダ、ポールスキいやスキポール空港での

出来事だった。

どこからかの帰り道、スキポール空港での日本行きの

フライトまでは6時間の乗り継ぎ。

僕は希望するお客様と電車に乗って街へ出掛けた。

オランダの添乗は1度あるかないかだが、

アムステルダムの中央駅界隈はお手の物、昔一人で

フラフラしていた時に長らく滞在したことがあったからだ。

 

東京駅がモデルにした中央駅で降り、

僕が知っている界隈と言えばその周辺。

運河にマリファナの香り。

教会の鐘に、売春婦。

オランダではマリファナも売春婦も公なモノで風景の一部。

 

そんな刺激的な文化を眺めていると、

飾り窓の娼婦に興味を持ったエロジジイが一人。

 

一通り街歩きを楽しみ、この後30分程自由時間にしましょう、

と言うと直ぐに、

エロオヤジは言った、ヤレませんかと。

 

人気添乗員は言った、

お客様、これは1時間からでありとても30分では間に合いません

、と。

それでも人気添乗員は考えた、

ここは交渉しようと。

15分で出来やしないか伝えたらOKの返事、お客様は

50ユーロ札を握りしめ部屋に入った。

 

(オランダ名物飾り窓とは、アパートの窓越しに下着の

お姉様が道行く人を誘い、交渉が成立するとワンルームの

カーテンが閉められ性交性するビジネス。)

 

典型的なチビでハゲで愛嬌と金のあるオヤジが笑顔で、

オヤジが好きだという足の長い長身のお嬢の部屋に入って

行った、

そして15分間のカーテンが閉められた。

 

15分後、カーテンが開きお客様がスッキリしない

表情で出て来た。

いかがでしたでしょうか?

 

開口一番、あの女が生意気でよー。

 

15分なんて特例なもんだからベッドを汚したくないとかで、

あの女テーブルに手をついて、

パンツおろして、カモンなんて言いやがる。

 

足の長い女が良いと言ったのは俺だけど、

立ったまんまバックからなんて、

届かねーんだよ、バカヤロー。

 

で、お客様どうなさったんですか?

 

届かない上高いヒールの靴を履いてたから、

 

はい、

 

ヒールを脱がせて背伸びしても、まだ届かねーから

仕方ねえ、俺がヒールを履いてやったんだ、

そしたらなんとか届いたよ。

 

だって。カーテンの向こうでチビのオヤジがヒールを履いて

お嬢のお尻にしがみついている姿は爆笑ものだが、

良く出来た添乗員の僕は真剣な顔でオヤジの感想を

聞いていた。

 

ヒザが笑ってるよバカヤロー。

 

この話はバスネタでは使えない、墓場まで持っていこう。

あっ、ここで言ってるか。