ナショナルツーリストルートは続き、フィヨルドへ。ソニアの椅子、 | 添乗員 森田 世界の旅

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ハネムーン

7月29日、午後。

予報はハズレ、最高の天気になった今、トロルスティンゲンを

下り海に出た。

海と言っても外洋から100㌔以上離れた山奥だが、海だ。

海沿いにどこも規模の小さい集落があり、その必要がなかった

と言えばそれまでだがフィヨルドに架かる橋は極めて少ない。

経済効果をもたらすのは今でも船である事もあろう、

船の航行のため橋が少ないとも言える。

 

渡しフェリーで10分、目的地のゲイランゲルの町へ向かうため

リンゲ港からえいんすエインスダール港へと渡る。

 

860mのトロルスティンゲンから一度は降った山も

また登り624mの峠に昇ると、見えてきました、

この景色、美しい。ゲイランゲルフィヨルドで最も絵になる

景色を最高のタイミングで迎えた。

予報で言えば今もどこかの山で雨は降っているはずだが

今日は我々のいるところだけ日が差すのかな?。

海から120㌔ゲイランゲルの町、250人。

さて1954年開通、イーグルスロードと名がついたいろは坂を

降りホテルへ、

と、行きたいところだが、予定ではゲイランゲルの町と宿泊

ホテルを横目に、この景色の裏にあるもう一つの展望台へ。

 

天気が良いので、面倒なことは何もない。喜んで山を下り

もう一度山へ登る(バスで)。

じゃん、この角度からも素晴らしい眺め。

2005年、世界遺産。

ここフリーダールスユーヴェット展望台には、

王妃ソニア(今までソフィアと言っていたような)から

贈られた椅子があるが、

 

少しここで、ノルウェー王室ウィキペディア。

デパート経営者の娘ソニアと現国王ハーラル5世王は、9年の

交際期間を経て、1968年に恋愛結婚をするが、それまで平民を

王太子妃に迎えたことのなかった王室は、美智子様をすでに

迎えていた日本の皇室を参考にしたと言う。

 

そんなソニアも息子の恋愛相手にはマユをひそめた。

王太子ホーコンが愛したのは、ロックフェスティバルで出会った

子持ちの女性マリットさん、若気の至りの薬中との恋愛で

授かった子供がいた。

母ちゃんはどうかとも思ったけれど、二人は2000年に婚約。

薬中の過去は消せないけれど、これからを見ていてください、

と言った通り、今は立派に愛される王太子妃を勤めている。

過去を改めていない僕が言うのも何だけど、

最近流行りのこの永遠の鍵をしたカップルが今頃別れている事

を期待している僕は、

現在不幸の最中と言うことだろう、、、

 

話が飛んだ。

明日もまた雨の予報だが、

7月29日は予報を裏切ってくれた、素晴らしい1日だった。

めでたしめでたし。