添乗員という仕事(3)、ゴールデンウィーク。 | 添乗員 森田 世界の旅

添乗員 森田 世界の旅

放浪癖 バックパッカー 酔っ払い まじめな添乗員 恐妻 かわいい子供
ハネムーン

5月3日、近所の公園にいます。

4月は確かに忙しかったけどそれは僕が売れっ子だから

ではなく、この日があるから平常心で目の前の仕事を続けた。

 

4月のツアーは○○旅行社から森田さん行ってください、

と言われた訳でなく、催行が決定したツアーが僕の所属する

添乗派遣会社に下りてきて、

アサイナーと呼ばれる所属添乗員の仕事の割り振りをする

方の、

行けますか?

との問いに僕はイエスと答えたからだ。

ノーと言うことを知らないのでこうなった、

そもそも自分が次に何をするか予定を知らないのが

悪いのだけど、そろそろ管理をしても良いかもしれない、

アイ子にやってもらおうか。

 

本来○○旅行社から直々に行ってくれ、と言われたのは

5月4日からのクロアチアツアー10日間だった。

 

○○旅行社はパンフレットに人気添乗員同行と名前を入れる

ため、そうなると半年前から予定がたつ、催行されればね。

よくよく考えれば、ゴールデンウイークに海外ツアーを

考えられる方で10日間ツアーを参加される人はいないよね、

僕の人気がないのはもちろんショックもない。

 

こうして無くなったツアーがあると僕の所属派遣会社は、

森田が嫁に捨てられ、さらに路頭に迷っているので

可愛そうだからと仕事を振ってくれるのだ、

○○リレーション、

17年前、アル中の僕を拾ってくれた会社だ。

 

そんなことを思っていたら、

キコが姿を消した、

おーーーーいアイ子やキコや、アイ子やキコや?

笑えるよね、木の中にいた、

オイ、パンツ見えるぞ、と言うと足を組んで

遠くを見つめる、

お前はRikakoか、バルブはもう終わってるからね。

アイ子のリクエストでチャリンコに乗って

我が田舎に15年前に出来たデートスポットスーパーアピタへ。

ゴールデンウイークって良い響きだね、

僕にとってゴールデンウイークは年に3回くらいあるけれど、

世のゴールデンウイークと重なったゴールデンウイークが

あるから4月頑張ったよ、

明日から思い出作る旅をしよう、

キッズ達よ。