「サウスランド・テイルズ」
「ドニー・ダーコ」のリチャード・ケリー監督の作品です。
一言で言うと、難解な作品でした(苦笑)。いろいろな隠喩があちこちにちりばめられているようですが、一筋縄ではいきません。
核攻撃を受けたアメリカが舞台で、この世の終わりを描いていきます。
謎が謎を呼ぶ、原因も結果も明確な説明がないまま、ストーリーが 展開です。
現実と夢が渾然一体としているのか。
双子の警察官、誘拐されたボクサー、ポルノ女優が複雑に絡んでいます。
国民の行動を監視する「US認証」やエネルギー問題を解決する波力による永久機関の実現などなど、近未来を象徴するもの出てきます。
ちょうど原油が世界的に高騰中でエネルギー問題が話題になっていますが、
この作品の中で、海の波からエネルギーを取得し永久機関が可能になる話はタイムリーですね。
ラストは独立記念日の花火が打ち上げられる中、不思議なまま終わっていきます。
8月7日にDVD発売とのこと。
「ドニー・ダーコ」を観て感動した方、謎解きが好きな方、隠喩が好きな方には、一見の価値あり。
「ギャラクティカ」
05/18/2008 原宿にて
アメリカのTVドラマ。
シーズン4まであり、シーズン1:起、シーズン2:承、シーズン3:転、シーズン4:結という構成になっているようです。アメリカでは最終のシーズン4の放映が始まったところ。アメリカでの評判はかなり高いそうです。
試写会でこのシーズン1の1~4話を見ました。
人類が開発したロボット「サイロン」が反乱を起こし、40年間休戦中だったが突如として人類に核攻撃を仕掛けてくる。他の宇宙戦艦はほとんど破壊されたが、戦艦ギャラクティカは旧型艦でローテクだったがために、ハイテク攻撃を免れた。人類はほとんど壊滅状態で、生き残った約5万人がギャラクティカとともに、伝説の惑星「地球」を探す旅に出るというお話。
SFの形式はとってますが深い人間ドラマです。
CGがとてもよくできていて、TVドラマとは思えない出来です。
一つ事件が解決してほっとする暇もなく次々に起こる事件にハラハラドキドキ。
多数の生命の安全のため、苦渋のすえ少数の生命を犠牲にする決断に心が痛みます。
人類が作ったサイロンは外見が金属製のいかにもロボットだが、人間と外見が変わらないところまで進化した人間型サイロンが紛れ込んでいるかもしれないという恐怖。人間型サイロン自身さえ自分を人間と考えているのではないかと思わせる次へ展開はかなり期待できます。
シーズン1のDVDが5月23日発売&レンタル開始だそうです。ぜひ続きを見たいと思いました。
「僕の彼女はサイボーグ」
05/08/2008 九段会館にて
あまり深く考えないで見るべき映画で、デート向き。
「猟奇的な彼女」は私の大好きな映画のひとつですが、この作品はその監督が作った日本映画。
韓国映画のようにオーバーアクションで好き嫌いがはっきり分かれそう。
日本をよく知らない人のようで、東京が東京らしくなかったり、時代考証もよくできてなかった。
つっこみどころ満載ですが、でも泣けました。
宣伝しているように、ラストが意外ではありますが、ストーリーがつながっていないように見えるのが難点。
