大切なものはいつも どこかに置き忘れて
しまい込んでいるものや 失くしたものもある
「いつの日か」
そう思いながらとっていたものが
気がつくと手元から離れていたり

大人になるということは
曇っていくことだとあの人が言っていた
まさにその通りだった

綺羅びやかに輝いていた
水晶の想いは
刻が経つにつれて傷つき
そして汚れていった

磨き直してももう光らない
自分だけが持つ大切な想い


大人になるということは
曇っていくことだとあの人が言っていた
本当にその通りだった