独りの夜も良いと
思った日にも
独りの夜はイヤと
呼び出すきみ
寝るまで何か話をして
寝るまで何か歌を歌って
話のネタは尽きるから
静かな歌を歌う僕
早ければ一小節
長くても一曲まで
静かな寝息が
聞こえてくるまで
風の音が怖いと
僕を呼んで
雨の音がイヤだと
怯えるきみ
寝るまでずっと手を握ってて
夢見るまで手を握ってて
寂しがり屋はなおらない
静かにきみを見つめてる
時は早く過ぎていき
知らぬ間に寝てるきみ
静かな寝息は
僕に優しくて