眠い目のお姫様は
今日も朝からご機嫌
優雅にコーヒーをドリップして
部屋中に漂わせてくれる

眠い目のお姫様は
お肌の手入れの化粧水
両頬をパタパタさせている
乳液もしっかり忘れずに

朝から無口な僕は
いつもどおりベランダで一服
寒風に耐えながら煙を吐く
姫の煎れた珈琲が楽しみ

部屋に入る日の光
レース模様を作っている


こんな日
何げない朝
心の波長もあってきて
僕の心もご機嫌になる


眠りから覚めたお姫様
ご機嫌をもらった僕


何かいいことありそうな予感