3月の研修会では、仙骨の動き(「うなずき動作」とも言います)について
理解を深めてきました。
仙骨とは背骨の一部としても考えられており、
仙骨はその左右に位置する腸骨とともに骨盤を形成しています。
そのため仙骨の動きと腸骨の動きには、規則的な関連性があります。
そこで我々の手技療法で調整として用いる場合には
腸骨を調整することで仙骨の調整を行なっていきます。
仙骨の調整は、前述したとおり背骨の一部なのできわめて重要です。
「下部腰椎すべり症」の方は、腸骨の調整が重要です。
また仙骨の調整は、骨盤の悩みを抱えている方にも効果を期待できそうです。
これは今後、自らの臨床の中で十分に考察していきたいと考えています。
研修会後、帰郷の便からの空がこれまた綺麗でした。