全ては断ち切られた。
”味の素株式会社”への就職はもうない。
今、目指すのは機械の専門知識を持った技術者。
そして、中間管理職。
あ~あ、このキャラでそんなのなれる訳ないじゃん。
なっても、思いとは逆の方向に進み、やり残した事の多い
悶々とした人生では? と今では思うのだが。
そう、指定校で進学している為、進学校でやった基礎教養が
出来ていないのだ。 だから授業を聞いても意味が解らない。
またそれを教授に尋ねる術も無い。
友達に聞こうにも、絶対に無い熱意。
”軍艦マーチ♪”
パーラー富士、センター、将軍、KING
なーんて方向性。。。
講義出席用に ”名前書いといてね♡” でチンジャラちんじゃ
らやってしまう始末。
世の中の一部しか見ていなかった自分に対して、
神が与えた人生勉強ってか?
受け入れた♡♡♡
友達はたくさんいるし、三重⇒名古屋の下宿生活で、すき
ほーだいできるし。
これを幸せと呼ぶのだろうなって今でも思う。
高3~ 付き合っていた彼女とも遠距離になったが続いて
いた。
努力してくれたのか、ちょっと,痩せたような。
確か、1年の夏だった。 明け方の5時。 とっても息苦しい。
何度か寝直そうとするが無理。 起きて気晴らしにたばこ
でも吸おうと思ったが、 ”息が出来ない”
何でだ。何が起こったのだ。 こんなの聞いた事もないし、
何も解らない。 どうすれば良いのだ。
死んでいく。 やばい! 救急車
を何とか自分で呼んだ。
下宿の外に出て、とにかくこらえて待った。
こらえるというのは、息を全力で吸ってがずっと続く状態だ。
マラソンのラストスパートがずっと続いているような事。
おそらく10分程で来たとは思うのだが、長く感じた。
救急車に乗り込む。酸素マスクをもらう。
・・・が解決しない。
テレビでは酸素マスクが命を繋いでいるように見えるが、
これしても助からない。咳が出始め、酸素マスクも
意味の無い状態だ。
救急車の中の隊員は、何か凄い心配ごとでもあるんじゃ
ないか?
な~んて、全くお話にならない。
呪われた? 呪い殺される? と頭をよぎった。
きっと、誰にも解らない原因不明の死として片づけられる
んだろうな。
孤独だ。死ぬってこういうことなのか。 死を覚悟した。
意識も遠のいた。
・・・が、病院に到着した事を意識がしっかりと感じていた。
ならば、全力で前を向こう。 歩き、押し車に乗り、
麻酔ほぼ無しの緊急切開を受け、助かった。
(助かった時、大丈夫?と真っ先に声をかけてくれた
看護婦さんの顔が心に残る。 これが今の妻だ。
高3~の付き合いの彼女は見舞いに来てくれていたので、
妻と面識が有る訳だが、のちのちの非常にわがままな
乗換の為、別れる事になった。
妻の言い分。 付き合うのはいいけど今の彼女とはきっぱ
り別れてと。 当日の夜、軽く声かけちゃったんだ♪)
大粒の涙を流して、”仕方無いんだよね”と身を引いてくれ
た彼女。
本当に申し訳無かった。
(気になって、後々にTELしているが、新しい彼氏が出来て、
アウトドアを楽しんでいるとの事で、初めて円満となった。
今でも何らか会えば普通に話せると思う。)
病名は“両側気胸”。
ようするに、両方の肺に穴が開くという事故みたいなものだ。
これになると救急車に乗り込むまでに99%は命を落とすと
の事。
またもや、2度も死ぬ目に会って、死ねないと言うのは、
やはり生まれてきた事の意味がとても深いと言う事なの
だろうか?
ここより、新しい彼女(5才年上で今の妻)との同棲生活が
始まる。