夏休み前
特に6月の1ヶ月間
息子はクラス内での集団イジリに
悩み 苦しんでいました

朝は朝で 近所の同級生と
3人で登校していましたが
登校中に 合流してくる
2人の男子(同じ小学校)から
無視されたり バカにされたり
仲間はずれにされるようになり…
そんな状況でも元々一緒に
登校していた2人は
何か言ってくれるわけでもなく…
合流をやめるわけでもなく…
徐々に息子は登校するのが辛くなり
朝からネガティブな発言ばかり

私は1人で登校することを
強く提案しました
こんな悩みは無意味で くだらない
レベルの低い同級生を相手にして
朝から嫌な思いをするなんて
協調性でも何でもない
そもそもコイツら
友達なんかじゃない
たまたま近所に
住んでるだけの同級生
明らかに嫌ってるんだから
無視して構わない
みんなと仲良くするなんて
そんなの ぶっちゃけ綺麗事

息子は 『たしかに!』と言って
一緒に登校していた友達2人に
明日からは1人で登校すると
LINEで伝えた
2人は自分たちが
何かしてしまって嫌われたのか?
と心配していましたが
『 そうではないから気にしないで!
もし登校中に一緒になる事があったら
その時は よろしくね☆』
と伝えて 翌朝からは
息子のタイミングで登校する様になり
1つ悩みが解消されました
(確か夏休みに入る1週間前くらいの話)

息子は小学校の時から
イジられやすいし
虐められやすい
何かされたり 言われても
言われっばなし
やられっぱなし
咄嗟に言葉が出て来ないし
謝られたら すぐに許すから
いつしか同級生たちは
【イオなら何をしても平気】
という感覚を持つようです
トラブルが起き
先生が加害者に聞き取りをすると
毎回でてくる言葉
『イオは優しいからやっても
許してくれるから大丈夫だと思った』
『イオなら言っても平気だと思った』
どの学年の時の担任も 私も何度
同級生の想像力のない言葉に
腹を立てたことか

中学校は同じ小学校からの入学が
少人数だったので
『息子はキャラ変する!』って
頑張っていましたが
のび太くんのような息子が
そんな簡単に
キャラ変できるワケがなく 笑
最初は上手くやっていたけど
徐々にボロ?が出てきて
イジられるようになり…
その人数が徐々に増えていった

6月のある日
耳の異常を訴えたので
耳鼻科へ連れて行ったら
ストレスや過度の疲れなどで出る
耳の異常でした
日に日に症状は酷くなり
クラスでイジられるだけでなく
ノートに嫌がらせをされたり
授業の準備を妨害されたり
体当たりされるようにもなっていた

ノートに嫌がらせをされたことで
動かぬ証拠が出来たので
担任にノートを見せて相談するよう
息子に伝えた
息子は放課後 誰もいなくなってから
担任にノートを見せて
これまでのことを全て名指しで
話すことが出来た
担任は真剣に話を聞いてくれ
これからの対応を一緒に考え
行動してくれました

翌日の昼休み
クラスの殆どが教室にいる状況で
担任は息子とノートに嫌がらせをした
男子を別室に呼んだ

これだけで息子をイジっていた
多くの生徒がヤバイと思ったのか
その日から息子イジリは激減
担任に呼ばれた男子は
ノートの件だけ認めたが
他のことは やってない!と
繰り返し嘘をつき 認めなかった
担任の前での謝罪はなかったけど
教室に戻ってから謝罪をしてきた

その後も懲りずに同じことで
イジって来る男女はいたけれど
息子が無視するようになり
徐々にイジられなくなった

初めての中間テストで
みんなの学力が何となく
見えてきたこともあり
今度は息子にマウントを
取ってくるヤツが出てきました

イジられたくない
マウント取られたくない
だったら どうしたらいいと思う?
と息子に聞いてみた
『 自分のレベルを上げればいい。
勉強を頑張ってそいつらより
よい点数を取ればいい。
塾に入りたい。お母さん、いい?』
勉強をしたいと言う息子に
ダメとは言えませんよね 笑

その後
社会の単元テストがありました
息子のノートに嫌がらせをした男子と
体当たりをしてきていた男子が
ニヤニヤ『イオ、何点だった?』
と聞いてきたそうです
57点だったので 息子は
『言わない!』と言ったけど
無理矢理テストを見てきて

ウソ!俺イオに負けたーー!笑
あ!俺も負けたーー!笑
と言われ 息子は驚いたらしい

その翌週くらいに
三者面談がありました
本来ならば15分なのですが
30分 時間を作って下さったので
6月の事や耳の異常と医師からの話
最近のマウントについてを
息子から聞いてる話を担任に伝えました

社会の単元テストは
平均点がすごく悪く40点以下
だったそうで 息子はクラスの
上位グループに入っていたと
教えてくれました (担任は社会担当)
息子も知らなかった様でビックリ!

私は これも集団の中でしか学べない
1つの苦難として出来るだけ
自分で何とか出来る力を
身に付けて欲しい気持ちがあると
担任に話したのですが
『身体に症状が出ている程だと
様子を見てばかりはいられないので
今まで以上に 気を付けておきます 
もちろん乗り越える術が身に付けば
それは成長ですが耳の異常が
出ている今は違うと思います』
と考えをハッキリ言って下さったので
さじ加減は先生に
おまかせすることにしました

夏休みのある日
息子は入学して最初に仲良くなった
友達から 映画に誘われました
待ち合わせ場所に行ったら
同じクラスの男子が1人来ていた
その子は息子の腕を急にツネったり
雑巾しぼりのようにしたりと
以前から痛いことをやって来るので
息子はあまり自分から
関わるのをやめた子…
後から聞いた話ですが
映画は この子が企画して
息子も呼ばれた感じでした
その子が見たい映画に付き合い
楽しい時間だったのですが
この日もまた途中で
腕を強くツネられたそうで
真顔で『マジで痛いから そういうの
本当にやめて!!』と強く言い
この日は それ以後
何もやられなかったそうです
この子は通級で常に
クラスにいるワケではないけど
入学して間もなくから
よく話しかけられる様になり
穏やかな日もあれば
他の子と激しい掴み合いの
ケンカをしたりする事もあるらしい

夏休みが明け
期末テストが始まり
久しぶりに出席番号順に
机が配置されたことで
息子に体当たりしてきていた男子と
席が近くなったそうです

テスト初日 この男子が息子に
午前中で学校が終わるから
一緒にロフトへ行かないかと
誘ってきたらしい
イジリ→体当たり→マウントの男子が
一緒に買い物だと!?
息子から話を聞いて驚きました

試験中はダメだけど
金曜日 試験が終わってからなら二重丸
と言って 本当に先週の金曜日
2人で電車に乗ってロフトと
文房具屋さん巡りをして来ました
高いシャーペンが流行っていて
息子もまた1000円以上のシャーペンや
ガチャガチャしないペンケースを
お小遣いで買って来ました

息子をイジって来ていた子達とも
今は同等に息子と接するようになり
クラスの色んな子と休み時間を
過ごしているそうです

精神的にも1番の仲良しは
夏休みに入ってすぐ 電車で
横浜まで遊びに行った2人らしい
何の心配もなく安心して
過ごせる友達だと言っていました

やられっぱなしだった息子が
私よりも人間関係 上手になってる 笑
浅く広く色んな子と楽しく遊べる
柔軟性まで身に付いて拍手気づき

子供の成長ってスゴイですね