翌日3月23日は、北大阪急行(北急)の千里中央~箕面萱野間が開業します。
併せて、間に箕面船場阪大前駅が開業します。
これにより、私が先ず思ったのは
希望ヶ丘が、本当の「希望ヶ丘」に一歩近づく時が来た!
ということです。
希望ヶ丘とは、大阪府北部の豊能郡豊野町にあるニュータウンです。
大阪府北部の山奥で、最寄りの千里中央駅に出るまで阪急バスで約45分(へたゆすれば1時間)かかっております。
現在はバイパスの役割を持つ箕面トンネル経由で時短されていますが、それがなかった頃は峠越えの劣悪な道程を往くのが当たり前でした。
そのトンネルを抜けても道は険しく、激しい急カーブの連続で、車酔いしてしまう乗客も少なくないそうです。
実際話題乗車してみて
ここは日光(栃木県日光市)のいろは坂か!
とすら思った程です。
それがこの度、北急が箕面萱野まで延長されることにより、バスの乗車時間が(時刻表上で)15分程短縮されるのです。
最寄り駅まで、バスで30分!
これで、ようやく郊外の大学に行くバスのレベルです。
関東では、東京都の八王子や神奈川県西部の厚木など、駅から長時間バスに乗って通う大学が今でも多いのです。
その昔は、箱根駅伝で有名になった青山学院大学は厚木(神奈川県西部で箱根に程近いところ)にキャンパスがありました。
文科系の1、2回生、理工学部の1回生が通っていたそうです。
その厚木から青山学院までのバスが、希望ヶ丘から箕面萱野と同じ30分くらいかかっていたそうです。
今般の希望ヶ丘は、バスで北急の駅までが45分が30分になるのですから、革命的な変化だと思います。
希望ヶ丘が、本当の「希望ヶ丘」に一歩近づく時。
私も、その時を楽しみにしております。