6000で往く琴平→高松の旅 | AKI―エーケーアイ―

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本年3月28日、ブログ開設17周年を迎えます。これまでのご声援に、深く感謝申し上げます。

昨年11月の四国旅行では、JR四国の普通「電車」に乗車する機会があまりありませんでした。


その少ない機会に乗車した電車が、6000でした。


6000

琴平


6000は東日本や東海の211のような顔立ち、東海の311のような側面ですが、VVVFインバータ車です。

車内は転換式クロスシートです。

車端部にある「自由席」の札が、国鉄の特急列車のような雰囲気でした。

6000は、2編成6両しかありません。
本当は7000に乗車したかったのですが、6000が希少ということで幸運でした。

ことでんで高松築港→琴電琴平まで行き、こんぴらさんにも行かずにすぐにJR琴平駅に。

琴電琴平駅



JR琴平駅

JR日光駅のような風景


土讃線は、この駅を境に電化区間が終わります。
普通列車の本数も激減します。

琴平からこの6000で、高松に戻りました。
琴平→高松間は約50分で、ことでんと大して変わりませんでした。

途中、多度津から予讃線に入ります。
さらに丸亀、宇多津、坂出などを経て、一路高松へ。

宇多津~坂出間は瀬戸大橋や岡山に延びる線があり、京葉線の市川塩浜~南船橋のような風景です。

坂出駅は規模の大きな駅です。
あの広いホームに6000のような短い列車が停まると、今の群馬県の太田駅のように見えます。

坂出を過ぎると、鴨川駅があります。
千葉県の安房鴨川駅は、この駅に遠慮して「安房」を付しているのかとしみじみ思いました。

琴平から50分、瀬戸の花嫁が鳴り響く高松駅に到着しました。

JR四国では数少ない電車の旅を、この1時間近くで十分満喫できました。