昨年11月の四国旅行では、JR四国の普通「電車」に乗車する機会があまりありませんでした。
その少ない機会に乗車した電車が、6000でした。
6000
琴平
車端部にある「自由席」の札が、国鉄の特急列車のような雰囲気でした。
6000は、2編成6両しかありません。
本当は7000に乗車したかったのですが、6000が希少ということで幸運でした。
ことでんで高松築港→琴電琴平まで行き、こんぴらさんにも行かずにすぐにJR琴平駅に。
琴電琴平駅
JR琴平駅
土讃線は、この駅を境に電化区間が終わります。
普通列車の本数も激減します。
琴平からこの6000で、高松に戻りました。
琴平→高松間は約50分で、ことでんと大して変わりませんでした。
途中、多度津から予讃線に入ります。
さらに丸亀、宇多津、坂出などを経て、一路高松へ。
宇多津~坂出間は瀬戸大橋や岡山に延びる線があり、京葉線の市川塩浜~南船橋のような風景です。
坂出駅は規模の大きな駅です。
あの広いホームに6000のような短い列車が停まると、今の群馬県の太田駅のように見えます。
坂出を過ぎると、鴨川駅があります。
千葉県の安房鴨川駅は、この駅に遠慮して「安房」を付しているのかとしみじみ思いました。
琴平から50分、瀬戸の花嫁が鳴り響く高松駅に到着しました。
JR四国では数少ない電車の旅を、この1時間近くで十分満喫できました。