弊社の本社でも、毎年集団歯科検診が行われています。
昨年は、申込の方法がわからず受診できませんでした。
今年こそはと思い、申込方法を教えてもらって受診しました。
私たちは総合大学の理工学部のように、本社から隔離されておりますので、10数分のために電車で本社まで行きました。
私の事務所からは、取りまとめの担当者によると、受診希望者が私を含めてたった2名とのことでした。
正直(オーラルケアへの)意識が低すぎ
と率直に思いました。
歯科検診は、労働安全衛生法では歯に有害なガス、蒸気または粉塵等の業務の労働者については義務化されております。
が、私たちの部門はそういった業務ではないため、義務化されておりません。
ゆえに、受診しない人が出ても会社は罰せられるなどのことがありません。
とはいえ、オーラルケアへの意識が低いだけで歯周病や口臭、それだけでなく全身にも悪影響を及ぼすことが明らかになっております。
今回、歯科医師や歯科衛生士にかなり積極的に質問、相談をしました。
おそらく、自身が会社での歯科検診を受け始めて以来いちばんというくらいです。
こういう患者が相手なら、学校の先生と同じで、歯科医師、歯科衛生士もやりがいが出るでしょう。
ここでは、歯の裏側や奥まで見えるスコープで、親知らずが黒ずんでいるのを発見しました。
そんなものまであるのがすごいです。
歯科衛生士いわく、
C1(軽い虫歯)になっているが、プラウト(奥の部分まで磨ける歯ブラシ)が届いているようなので、これをきちんと続けていれば問題ない
とのことでした。
また、上の歯のいちばん奥の歯が、フロスをすると常に
オッサンの口臭のような強烈な悪臭
が新しい快速電車の勢いで漂うことが気になっていました。
これもやはり、フロスとプラウトができているのであまり気にしなくても良いとのことでした。
以前から、いきつけの歯科医院でプラウトを勧められてきました。
なかなかうまく使いこなせませんでした。
ところが、必要に迫られて、ようやく最近になってからうまく使えるようになりました。
これは、友人から良いフロスを紹介してもらったことをきっかけに、奥歯をもっときれいにしたい、という必要からでした。
奥歯をこれで磨くと、オッサンの悪臭が取れる実感を日々感じます。
もし、このプラウト、それからフロスを使えていなかったらどうだっただろう?
先日のクリーニングのように、プラークスコアが真っ白というわけにはいかなかったでしょう。
また、奥歯や親知らずがオッサン臭まみれのままだったと思います。
背筋が凍ります。
本社の歯科検診は、毎年この時期に行われているようです。
季節に1回の自主的なクリーニングに加え、会社の歯科検診もまた受診し続けます。
そして、欧米人の前でも恥ずかしくない、清潔で健康な口内環境の維持・向上に努めて参ります。