それが
ノーガード電停
というものです。
吉久電停
釣り掛け万葉(万葉線・富山県高岡市)
2024.8.15追加
ノーガード電停とは、まともなホームのない路面電車の停留所のことをいいます。
電停の用地を確保できないために、線路の横に囲いがしてあるだけの乗り場です。
当然ここはクルマも走るため、周りの交通に注意しなければ非常に危険です。特に夜間が最悪であり、実際に死傷事故も発生しております。
この状況を知るや、釣り掛け嵐電の山ノ内駅くらいでびびっているようでは甘いということに気づきました。
恐怖!釣り掛け嵐電の山ノ内駅
オレンジ色の箇所が電車乗り場
平成が終わろうとしている現在でも、ノーガード電停は当たり前のように存在しています。
高知県のとさでん交通、岡山県の岡山電気軌道、広島県の広島電鉄、富山県の釣り掛け万葉(万葉線(旧加越能鉄道))、愛知県の豊橋鉄道。
それから関西にも、釣り掛け嵐電のほかにもあります!
それは、大阪の南側を走る阪堺電車です。
こないだ乗車しておけばよかった。
なかでも、とさでん交通は停留所のうち実に30箇所もあるらしく、クルマがバンバン走るなかで命がけで電車の乗り降りをしなければならないのです。
一度は私も、この恐ろしい光景を見ておかなければなりません。
→実際に見ました(2024.8 釣り掛け万葉(富山県))