先日は、南栗橋から先の東武日光線の本数が少ないという話をしました。
しかしよくよく考えると、うちの成田線も人のことを言えない状況であることに気づきました。
成田線の我孫子~成田間、佐倉~成田間も、普通列車は日中は1時間に2本だけです。
朝晩は佐倉、千葉方面はまあまあですが、我孫子方面は朝晩でも1時間に3本という有様です。
我孫子は東京から40kmくらいの場所です。それが1時間に2本です。単線であることが災いしていますが、それにしても酷いです。
伊豆箱根の駿豆本線(通称「いずっぱこ」)、大雄山線や江ノ電でも、全線単線ながらも全力を尽くして、そこそこの本数が走っています。特に江ノ電はもう、1時間に5本が精一杯です。
それが成田線では、どちらも1時間に2本。我孫子方面は、特急列車や、線内を通過運転する快速もなく、本数じたいが2本。普通列車の本数の面でいえば、総武本線の佐倉~成東間でも同様です。
それがゆえに、沿線もローカル間が漂い、東京から大して遠くないはずの千葉が遠く感じます。
このザマでは、関東地方の一応3位(神奈川県の次)か4位(埼玉県の次)の座についていますが、いつ関東地方のビリッケツ扱いになってもおかしくありません。
このままでは千葉県はいつか、茨城、栃木、群馬よりも格下になる日が訪れることでしょう。