先日、戸塚の明治学院(横浜校舎)の正門をくぐった際、守衛の方から声をかけられました。これは「何か御用でしょうか」ということではなしに、
「こんにちは!」
という元気なあいさつでした。
少々驚いたとともに、歓迎された感がありとても清清しい気分になりました。その心は「ようこそ明治学院へ」と解釈して間違いないでしょう。他大学の学生さんも帰る際には、「さよなら」のあいさうを交わしていました。
職場だと帰る際には「おつかれさま」ですが、学校だと「さよなら」が一般的です。
それは正門だけでなく、江ノ電バスが間近に停まる南門でも同じでした。
出入り口を見守る守衛さんは、ちゃんと行き交う人の顔を見ているものです。
きちんとしたあいさつを受けると、自身の存在を尊重してもらえていると感じられると同時に、その人を軽んじることはできない、という緊張感を覚えます。
時々、交番でもおまわりさんが立ってあいさつをする光景も見られます。やはり同様の気分です。
小学校くらいだと、しつけられるという部分もあって大抵はきちんとしているものですが、職場だと朝のあいさつはおざなりになりがちです。このザマでは子どもたちに笑われてしまいます。
恥ずかしい話ですが、うちの職場でもそういう状況です。
これは白金では見られず、戸塚ならではの取り組みと思いますが、とても良い取り組みと思います。小学校や中学校ではよく見られる光景ですが、学生ばかりでなく外部の人まで集う大学ではなかなか見られません。
これからも、この明るいあいさつが行き交う、心の通い合う学び舎であってほしい、と思います。