先日、発売から25周年を迎えた本作。
ストーリーやシステムは現在遊んでも面白いですね。
もちろん思い出補正もあるとは思いますが、
本作が私の最も好きなRPG作品であることは変わりありません。
発売当初は、毎年のように遊んでいましたが、ここ最近は遊んでなくって。
最後に遊んだのが、PSPでのアーカイブスなので10年以上前になります。
思い出のあるイベントや戦闘前のセーブデータを全部残していました。
結構前になりますが、リマスタ版が発売されてちょっと綺麗な作品になりました。
日本国内においてはDL版だけですが、EU版等ならディスクでも発売されています。
ディスク大好きな私はディスクが欲しいのでUK版を買いました。
海外版であっても最近はほぼすべて日本語に対応しています。
本作も日本語で遊べるので安心です。
・ストーリー
25年前の作品ということもあって、書けることはほぼないです。
当時からちょっと難解なストーリーや語られない部分が多く、
ファンの考察が結構多くありました。
結局、アルティミシアは誰なのか。
時間圧縮をすることによって何がしたいのか。
アルティミシアの正体については、多くの考察がほぼ一点にまとまっていますし。
時間圧縮の目的などはボス戦時のライブラで分かるとか。
YouTubeなどの動画配信サイトで様々な考察や解説が見れます。
当時よく分からなかったって人は検索してみることをオススメします。
この作品が好きになるかもしれませんよ。
私が最初に遊んだころ、SeeDを作るときに敬礼だけは決まっていた。
と聞いて、拘りがあるんだなぁくらいにしか思っていませんでしたが、
クリアまで進めるとその理由が見えてくる。
特徴的な敬礼ではありますが、もしイデアがそのポーズを覚えていなかったら。
SeeDが存在しなかったらとか。
多くを語られないのが本作のいいところでもあると思うんです。
私のフロム脳の原点になっている作品と言えるとも思います。
スクウェアなんですけどね。
・システム
本作の特徴は何といってもジャンクションとドローです。
正直、ジャンクションは付け替えがちょっと面倒ですし。
ドローできる敵を覚えておいたり、魔法を通常使用しない点。
FFシリーズの中でもかなり異質だと思います。
システムがちょっと分かり辛いですが、分かれば面白い。
様々な縛りプレイも可能になりますからね。
リマスタ版ではPC版にあったいくつかの要素が追加されています。
倍速機能、ノーエンカウント機能、戦闘かなり有利機能です。
倍速は文字通り速くなります。
FF12ZJSのような感じですね。
エンカウントなしはディアボロスでも大丈夫ですが、アビリティ枠を使いますし。
覚えるまで結構なAPが必要ですからね。
戦闘を有利に進められる機能は正直要らなかったかも。
ちょっと簡単になりすぎますし。
でもPC版にはもっとチートな機能がたくさんありましたからね。
まだまともになったと言えるでしょう。
正直、倍速機能は本当にありがたいですね。
ゲームをサクサク進められます。
タイパって言葉は苦手ですが、この機能は本当に良いです。
こういう遊びやすくするリマスタは大歓迎ですね。
・トロフィー
注意すべきトロフィーはGFの取り逃しとCC団です。
他のサブイベントは後回しにしても大丈夫だと思います。
GFはどの敵が持っているかは当然把握しているので取り逃しはありませんでした。
が、初回プレイの方はとりあえずドロー項目を見てみること。
なんでこいつがGF持っているのって敵がいますからね。
CC団はキング撃破まで。
カード全種類コンプなどのトロフィーが無くて本当に良かったですね。
ラグナロク内で収集できるとはいえ、大変ですから。
通常の全回収はしたことはありますが、大変でしたね。
カードクイーンの移動やルールの管理。
わざと負けてカードを取られてみたり。
地獄のルール、ランダムハンド。
考えることが一気に増えるセイム。
またいつか全回収したいですね。
要所でセーブデータを大量に残してあるので遊びなおし易いです。
・総評
倍速のお陰でプレイ時間は30時間くらい。
かなりゆっくり遊びましたし、カードを10時間くらいは遊んでましたよ。
倍速のお陰でカードが非常に遊びやすくって。
相手が考える時間って結構長いですからね。
当時、クリアしなかった人でも遊びやすくなっているので遊んで欲しいです。
グラフィックはちょっと残念な感じですけど。
キャラを中心にリマスタされているので、そこまで古く感じなかったです。
25年前は滅茶苦茶綺麗って思っていたのに……。
この作品から10年くらいはグラフィックの進化が本当にすごかったですよね。
今後、このような感動はもう味わえないのでしょうけど……。
リメイクして欲しい作品ですけど、思い出の中にじっとしていて欲しい作品
