実写映像で物語が進行するアドベンチャーゲーム。

 

最近、実写の作品って本当に無くなったような気がしますね。

 

昔は、実写のアドベンチャー作品って結構あったんですけど。

 

私は428以来の実写作品かも。

 

でも428ってアドベンチャーじゃなくて、ノベルゲームですからね。

 

そう考えると……鈴木爆発?

 

 

実写ということで重要なキャスト。

 

主人公は、本郷奏多さん。

 

ヒロインは、栗山千明さん。

 

……かなり完璧ですね。

 

これほどまでに豪華なキャスティングは珍しいです。

 

あとは何と佐藤二朗さんも出演されています。

 

一気にドラマの雰囲気になります。

 

そして、どうしているのですか、梶裕貴さん。

 

何か見たことある、からの声を聞いて確信しちゃう。

 

確かに俳優としてもドラマに出演されていたりしますよね。

 

もう、完璧な布陣のアドベンチャーゲームです。

 

 

 

 

 

ストーリー

 

作品の性質上、詳細な記述はできません。

 

が、ゲーム起動時に、注意書きが出ます。

 

人の死を取り扱っていますし、何より実写ですからね。

 

良い配慮だと思います。

 

しかし、CERO Bということでそれほどショッキングな内容はありませんでした。

 

それほど心配しなくとも大丈夫です。

 

 

 

 

 

システム

 

実写作品ということで、実際にキャラクタを操作したりはありません。

 

物語を見ながら、選択肢を選ぶことによってストーリーは進みます。

 

誤った選択肢を選んでも、話は戻ったりするので大丈夫です。

 

遊んでて思ったことは……これは映像作品であるということ。

 

昔、DVDでもありましたよね。

 

見てたら再生が止まって選択肢が出て。

 

選択すると対応するチャプタに飛ばされるヤツ。

 

PSPでもあったかも。

 

それです。

 

遊んでいる感じそれです。

 

ゲーム容量的にもそれです。

 

 

残念なことに選択肢以外の、隠し要素的なものは存在しないようです。

 

ここを調べるとアーカイブとか、収集アイテムとか。

 

スキップ機能などは結構便利ですが、それがより映像作品っぽさを上げています。

 

 

 

 

 

トロフィー

 

バッドエンド系のトロフィーのみです。

 

エンディングは2種類ありますが、トロフィーはありません。

 

トロフィーの取得は、間違っているであろう選択肢を選べば大丈夫です。

 

トロフィー獲得後、すぐに巻き戻って再開できますし。

 

仮に取り逃したとしてもチャプタ選択やスキップ機能で回収は容易です。

 

2時間ほどでトロフィーのコンプは可能です。

 

プラチナは無いので、トロフィー数も多くありません。

 

 

 

 

 

総評

 

キャストの豪華さがより映画感を増幅させます。

 

映画を観るついでにトロフィーが貰えるって思えばいいんですけど。

 

やはり、私はゲームを遊びたかった。

 

キャストも好きな方ばかりで、ゲームがしたかったです。

 

もっと時間制限っていうか、ハラハラさせる展開が欲しかったですね。

 

因みに、最後のイベント。

 

タイムオーバーになっても何もありません。

 

何というか、遊び心がない映像作品でした。

 

それでも、ストーリーはそれほど悪いものでは無かったです。

 

 

あの手の縛り方なら自力で脱出できそうですよね