一周目 アイバー

 

二周目 カタリナ

 

三週目 エリザ

 

 

 

ポーランドの1C Entertainmentによって開発された本作。

 

てっきりロシアの会社だと思ってたんですけど。

 

1Cのポーランドの会社の開発って感じなんですかね。

 

まぁ、ここら辺は色々ありましたし、どこの会社の作品なんてどうでもよいです。

 

面白ければね。

 

私は、昔PCでシリーズを遊んだことがあります。

 

英語版の体験版みたいな感じのヤツだったんですけどね。

 

本作は、オープンワールドSLGとなっています。

 

広いマップを探索しながら、敵との戦闘はSLGって感じです。

 

オープンワールドのSLGは遊んだことが無かったのでワクワクしながら始めました。

 

正直、オープンワールド×SLGっていう時間の掛かるものの組み合わせ。

 

果たして遊びきれるのかちょっと不安でしたけど。

 

無事クリアできたので、いつも通りのざっくりレビューです。

 

 

 

 

 

ストーリー

 

王の暗殺未遂によって投獄されたプレイヤ。

 

そんな中、王子からの招集の要請があり、牢から出ることになる。

 

王子に下に行くと、王国を渦巻く陰謀から救って欲しいと言われる。

 

謎の預言者、暗躍するならず者、信念に生きる騎士。

 

果たしてプレイヤは、王国の未来を救うことができるのか。

 

 

 

ゲーム開始時にキャラクタ選択があります。

 

アイバー、カタリナ、エリザどのキャラクタを選んでもストーリーは変わりません。

 

生立ちが異なるものの投獄されていた理由などは同じですからね。

 

各キャラクタのステータスがちょっと異なるので、

 

遊びたいロールのプレイにちょっとだけ制限があります。

 

 

王子に依頼された任務なんですけど、その内容はお使い系です。

 

水道橋が……とか、キャンプの食料が……とかね。

 

基本的にやることは敵の討伐か、伝言ゲームか、アイテムの収集です。

 

どんなゲームでも変わりない内容ですけど。

 

一人に任せるにはタスク量が膨大です。

 

流石はオープンワールドですね。

 

 

プレイヤの行動によって物語の展開が変わります。

 

秩序と無秩序、力と策略。

 

特に無秩序は、中々酷い展開が多かったですね。

 

力の展開はゴリ押し感がありますが、謎解き等をする必要がなくなるので良いです。

 

自分の思ったままに行動し、その結果を受け入れていきましょう。

 

 

 

 

 

システム

 

オープンワールドを探索しながらクエストや戦闘をこなしていく作品です。

 

クエストや戦闘で、経験値が得られ、プレイヤやユニットのレベルが上がります。

 

プレイヤ自身は戦闘に魔法使用で参加するものの指揮官となって戦います。

 

プレイヤのレベルが上がるとタレント(スキル)ポイントを得られ、

 

ユニットの編成に必要な統率力やユニットの強さに影響するパラメータが伸びます。

 

ユニットのレベルが上がるとHPが上昇したり、使える技が増えます。

 

 

ユニットには思想と呼ばれる属性があります。

 

秩序と無秩序、力と策略がそれぞれ相反する属性になります。

 

属性の異なるユニットを部隊に編制すると士気が下がります。

 

士気が低いとランダムでユニットが行動できなかったりします。

 

反対に、士気が高いと追加ターンが発生する可能性が上がります。

 

 

プレイヤにも属性があります。

 

一部のクエストでは、行動の選択が迫られ、秩序か無秩序か、力か策略か。

 

それぞれのポイントが貯まると新たなスキルを覚えることが可能になります。

 

事前にスキルボードを確認して、どの思想に成長させるか。

 

どの思想のユニットを使うか。

 

面白いシステムです。

 

 

 

 

 

マップ

 

マップは、小さめのチュートリアルマップと結構広いメインマップがあります。

 

メインクエストを進めないと先に進めませんが。

 

サブクエストが多いので一本道感は全くありません。

 

村や町で売っているアイテムやユニットが異なったりするので。

 

あのユニットはどこで調達できたっけ?ってなります。

 

事前に最大数を購入しておけばこんなことはないんですけどね。

 

 

ファストトラベルポイント間限定ではありますが、ファストトラベルできます。

 

マップ上からファストトラベルできるわけではないので注意が必要です。

 

また、オープンワールドゲームに必ず発生するスタックがすっごい多いです。

 

何もないでっぱりに何故かスタックできる本作。

 

本作はジャンプができないので、スタックするとちょっと厄介です。

 

ファストトラベルもファストトラベルポイントじゃないと出来ません。

 

 

スタックしたら、まずメニューを開きましょう。

 

大体スタックが解消されます。

 

解消されない場合、レバガチャです。

 

それでもダメなら馬を呼んで乗れることを祈りましょう。

 

馬の呼び出しに失敗すると完全にどうしようもなくなります。

 

その場合、セーブして、ロードしましょう。

 

ロードをすることによって結構スタックが解消されます。

 

解消されていない場合、馬呼び出しです。

 

 

何故、最初からロードしないか。

 

それはロードの時間がすっごい長いからです。

 

スタックの頻度がかなり高いのに30秒くらいのロードしないといけないのは……。

 

因みに馬が原因でスタックすることもあります。

 

その場合はロードです。

 

ロードすると馬が消えますからね。

 

 

 

 

 

トロフィー

 

それほど難しいトロフィーはありませんが、時間が掛かるものが多いです。

 

まず、各キャラでのクリアが必須です。

 

各思想ポイントを最大(40)まで割り振らなければなりません。

 

割り振れるポイントは秩序と無秩序、力と策略でそれぞれ40ポイントです。

 

つまり、相反するポイントを振ってしまうと基本的にトロフィーが取れません。

 

また、各キャラは予めボーナスとして思想ポイントを有しています。

 

アイバーなら力、カタリナなら策略、エリザなら秩序って感じです。

 

注意が必要なのは、序盤のゴーレムのイベントで分かるように。

 

例えば、アイバーで策略ポイントを40割り振るのは不可能です。

 

反対に、カタリナで力ポイントを40割り振ることは不可能です。

 

思想によって選べない選択肢があるということです。

 

ボーナスポイントは3なので、3ポイント分相反するポイントを割り振れますが。

 

思想ポイントでスキルを覚えることができるポイントの下限は8です。

 

ほとんど恩恵はありません。

 

もっともトロフィーを気にしないのであれば28ポイントまで振ればいいので。

 

相反するポイントを15ポイント割り振れます。

 

しかし、15ポイント割り振ったところで何もないです。

 

序盤は1ポイントずつ割り振られますが、後半は5ポイントとかですからね。

 

まぁ保険だと思ってください。

 

面倒なイベントのスキップとしても使えます。

 

 

どちらかの勢力に就くかについては、思想ポイントの割り振りの過程で取れます。

 

他に問題となるのが、全ての魔法の習得です。

 

これはアイバーでは基本的に狙うことが出来ません。

 

力の思想が強いため、知識が足りなくなるためです。

 

カタリナかエリザで取得を目指すことになります。

 

そのとき、初期から覚えている魔法があります。

 

これが影響してトロフィーが取得できないことがあります。

 

その場合、次の周回で別のキャラでその魔法を覚えれば取得可能です。

 

この次のキャラというのは、前周のキャラでは取得できないということです。

 

必ず、ニューゲームで新しい周回を始めましょう。

 

キメラの召喚は覚える必要はありません。

 

 

他のトロフィーについてもやり方さえ分かればそれほど難しいものはないです。

 

占い師の試練はアップデートによって、仕様が変わっています。

 

アップデート後の攻略を見ましょう。

 

「うーん、クリスピー」についてです。

 

敵ユニットを鶏に変化させ、5回炎上させるというもの。

 

まず、変化の魔法を習得しましょう。

 

終盤では、スクロールの購入も可能です。

 

炎上させるというのは、炎系のスリップダメージを与えるという意味です。

 

炎ダメージをただ与えるだけではカウントされません。

 

つまり、燃やすときに倒し切ってはいけません。

 

また、5回炎上させるというのは、1部隊を2回燃やしてもカウントされません。

 

つまり、回数ではないのです。

 

5部隊を炎上させる必要があります。

 

戦闘に参加するユニットは基本的に5ですが、その全てというわけではありません。

 

1回の戦闘で5回炎上させなくても大丈夫です。

 

 

 

 

 

総評

 

3周遊んだため、ほとんど要素は遊びきれたと思います。

 

その上で思ったことをレビューしていきます。

 

 

まず、移動速度。

 

やはりちょっと遅いです。

 

馬の操作もちょっとやり辛いですし、街中では遅くなりますからね。

 

もうちょっと速い方が良かったですね。

 

あと、非常に細かいことなんですけど。

 

馬を呼んだら後ろにくるのは地味に面倒です。

 

真横に来て欲しいですよね。

 

 

戦闘に関しては、概ね満足です。

 

クリティカルや追加ターンと言った運要素も強いですが。

 

接敵している敵から離れようとするとダメージなど。

 

SLGとして面白い仕様だと思いました。

 

一点だけ、不満点があるとすれば、ユニットの移動です。

 

確認するような文言や現在操作対象になっているユニットが分かり辛いです。

 

慣れるまでは何度も操作ミスをしちゃいましたね。

 

 

スキルポイントの振り直しが出来るのも良いですね。

 

最初は無料ですけど、二回目以降段々費用が上がります。

 

本作は金策の方法がかなり限られていますからね。

 

計画的な育成が必要です。

 

 

最後に私のオススメな攻略方法です。

 

まず、一番重要なのは統率力。

 

ユニットを如何に編成できるかは装備面でもかなり重要です。

 

魔法使いキャラであっても序盤は魔力や知識は一先ず置いて。

 

統率力が上昇する装備にしましょう。

 

 

魔法は色々使うことも考えられますが。

 

基本的に一系統で一種類の魔法をレベル3にすること。

 

私のオススメは連鎖する稲妻です。

 

配置によっては敵全員にダメージが与えられますし、マナも安いです。

 

 

オススメのユニットは、ランク4の魔法使いたち。

 

秩序と無秩序編成になるので士気の低下はありますが。

 

スキルで相殺しつつ秩序・無秩序だけの編成がオススメです。

 

特に、無秩序の魔導士は確定クリティカルを出せるようスキルがあります。

 

他は騎馬やタンクになるようなユニットを編成すればいいと思いました。

 

ドラゴン系も編成したくはあるんですけど、味方へ攻撃の余波があったり。

 

それほどライフが高いないことからちょっと使い辛かったですね。

 

恰好良いんですけどね。

 

 

3が出たら遊びたいタイトルです