こんにちは。『今日から使える東洋医学』の岡田です。

1年近く更新が滞りましたが、インスタグラムの方では症例集などのご紹介もしておりますので、よろしければぜひご参考にしてください。

https://www.instagram.com/kyokara_toyo/

さて、また、このアメブロの方も更新していきたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。

身体のことがメインですが、さまざまなお悩みについて東洋医学でひも解いていきます。

 

今回のテーマは

 

【自分の力を出す方法】本番で自分の力が出せない方のための準備方法

 

です。

 

『本番で緊張で力が出せない』『気持ちが萎縮してしまう』という方のために私が現役時代使っていた方法をお伝えさせていただきます。

この方法は元々、テニスのプロの方から教わったのがきっかけで色々と試行錯誤を重ねてきたものです。当院にやってくる運動部の選手やオリンピックの金メダリスト、人前で話せないコンサルタントwなどにもお伝えして、お役に立てて、いただいた内容ですので是非、参考にして下さい。


もくじ
【1】『緊張状態とは?』を理解する
【2】『水分過多』『冷え』に気をつけましょう。
【3】プレッシャーを忘れるための準備方法


【1】『緊張状態とは?』を理解する
そもそも、緊張状態とは体でどんなことが起こっているのでしょうか?
まずは緊張した時に起こる体の変化を覗いてみましょう。
緊張した時の体は


◎心拍数が上がる
◎汗が出る
◎体温が上昇する
◎体が重い
◎筋肉が動かない
◎喉が渇く
◎心臓が飛び出しそう
などの変化が体に表れると思います。

これらを冷静にみていくと何か、似たような症状の病気や症候群が思い浮かぶ方もおられると思います。

ちょっと考えていただいてもいいですか?


いかがでしょうか?

自分が今抱えている症状のある方はわかると思いますが、更年期障害や自律神経失調症などが当てはまるのではないでしょうか?

自律神経の交感神経、副交感神経に置き換えるならば過度の交感神経優位状態と言えます。


次に、なぜ、交感神経優位の状態が、本当は落ち着いて対処したいと思っている大事な時に高まってしまうのかということを考えてみましょう。

スポーツやイベントの本番などの当日に交感神経優位になるのは当たり前といえば、当たり前です。ゆったりとリラックス状態では筋肉や神経が興奮状態に向かわないためです。それでは精神的にも肉体的にも俊敏な動きやパワー全開というわけにはいきません。

ここで問題になるのはこの緊張が過ぎて、逆に体が動かなくなる、精神が萎縮するという現象です。

よく自分に勝つことでこの過度な緊張状態をかき消すなどのアドバイスを見ますが、本当に自分に打ち勝てば、緊張がいい頃合いになるのでしょうか?

実際にはそう上手くはいかないのが本音ですよね。

では、先の緊張状態の時に体に起こる反応をおさらいしながら東洋医学的な病状の分類を行ってみましょう。

◎心拍数が上がる ⇒ 心(心包)火小腸(三焦)
◎汗が出る ⇒ 心(心包)火小腸(三焦)
◎体温が上昇する 心(心包)火小腸(三焦)
◎体が重い ⇒ 心(心包)火小腸(三焦)
◎筋肉が動かない ⇒ 肝木胆
◎喉が渇く ⇒ 陰虚;脾虚肝実
◎心臓が飛び出しそう ⇒ 心(心包)火小腸(三焦)

となります。訳がわからないという方もおられると思いますが、そのまま読んでただいて問題ありません。

ここで一番多い証は『心(心包)火小腸(三焦)』です。

そうすると緊張が想定できる場面が訪れる前には『心(心包)火小腸(三焦)』をケアしておけばいいという訳です。

 

では、次回に続き来ます。

 



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