今日は治療家からのご質問から勉強を進めていきますね。

 

質問:子宮に筋腫ができて、とっても次から次へとできる、

という方が来られています。どのように施術を進めていったらいいでしょうか?

 

東洋医学的に婦人科をひもといていってみましょう。

 

筋腫は冷えの病気

腫瘍も冷えの病気

 

冷たい状態に宿って凝縮していく。

悪性、良性関係ないです。

 

一つの考え方として

 

腫瘍を作って病気が他のところに行かないように守っている、

そこに病気を集めることによって他に行かなくしている。

 

とも考えられ、そうすると、取ることがいいことかどうかは別の話になりますが。

 

メカニズムとしてなぜ筋腫ができるのかと考えたら、

冷えて他のところで処理できなくなって

筋腫の部分に熱を集めているとも考えられる。

女性は子宮、卵巣に熱を集めておかないといけない。

 

話それますけど、

逆子は下腹部が冷えているから。

赤ちゃんは熱いところに頭を置きます。

現代の方々は胃とか心臓に熱が集まっているため、

身体の上の方が暖かい、ということで逆子になるんですね。

 

婦人科の症状も同じような子宮、奥深いところに熱を持たさないといけない。

低体温の方が増えていますが、体温の正常化が必要です。

三焦(上焦中焦下焦)の下焦に熱を上げてあげなければならないのです。

 

のぼせやホットフラッシュの症状も

子宮卵巣に熱が来ないために起こる症状です。

 

ホルモンバランスのくずれが西洋医学だが

東洋医学ではが冷えが原因です。

 

次に、筋腫という名称から紐解いていくと、

筋肉がかたまっている。

あるいは血の塊とかのこともあるし、何かは開けてみないとわからない。

けれど、何かの筋の層が膨れ上がったり停滞している。

 

子宮の筋肉層に何かが停滞する、

でないと筋腫という名前はつかない。

 

そうすると筋を支配しているのは・・

肝が筋を支配しているので、

血をきれいにする力を高めましょう

夜中の2時3時ちゃんと寝てますか。

肝臓に負担のかかるもの、胆汁で処理する油の摂り過ぎはないだろうか

運動はできているか。

 

腫瘍が硬まって動かない状態が一番困るので、

動きを付けてあげれば小さくなっていくと考える。

 

肝臓は血をきれいにするところ血行を良くしてあげて

その働きを高めて筋腫が動くような治療をしていってあげたら

そこに熱がたまらない。

筋腫が持っている熱を発散させてあげるという概念をもっていけば

よいでしょう。

 

まとめると、

・下焦(下腹部)の冷えの解消

・肝の中心としたケアで筋腫が動くようにしていく

 

 

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