ピグともさんと半沢ネタがでましたので。。。。。w | えすのブログ

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日常の折々の記です。

22日に放送された、俳優・堺雅人(39)主演のTBS系ドラマ「半沢直樹・最終回」の
平均視聴率が、関東地区で平成(89年以降)の民放連続ドラマNo.1となる42・2%を
記録したことが24日、分かった。(ビデオリサーチ調べ)

 TBSには22日の放送終了後から「半沢直樹」続編を望む声が数千件寄せられており、
“半沢フィーバー”が続いている。
同局の視聴者センター、番組公式フェイスブックなどには、「高視聴率おめでとうございます」
「続編、絶対ありますよね」といった声が殺到。関係者によると、続編だけでなく
スペシャルドラマや映画化を望む声も多数あり、中には再放送やDVD発売時期を尋ねる
視聴者もいた。

 関係者によると、現時点で続編や再放送時期など「すべて未定」。それでも、ドラマ史に名を
刻んだ名作だけにスタッフらも次回作について「やってみたい」と意欲を見せているという。
同局は、昨年4月クールに放送したSMAP・中居正広(41)主演連続ドラマ「ATARU」が
好評だったことから、今年1月にスペシャルドラマ化、今月14日から劇場版を公開している。
社会現象にもなった「半沢直樹」も今後、何らかの形で帰ってくることが予想される。

http://www.daily.co.jp/gossip/2013/09/25/0006366007.shtml



しかし、プロフェッショナルな方のご意見ですと。。。。。

話題のTVドラマ「半沢直樹」の最終回を見た私の友人たちが、昨晩からけっこうSNSで騒いでいます。大半はドラマの結末に不満ありで、その論点は「自己の利益の為に迂回融資を指示した大和田常務はなぜクビにならないか」「半沢直樹はなぜ出向なのか」というもの。ここはひとつ私が元銀行管理職の観点で、納得のいくようにご解説申しあげましょう。

まず、大和田常務の降格という処遇について。ドラマの中で本人も「懲戒解雇になっても文句が言えない立場」と口にしていましたが、結果は外部出向でもなく平取締役への降格止まり。半沢の同期が、合併行の融和を重んじて相手行トップを完全掌握することを狙いとした頭取の温情人事であると言っていましたが、私はその見方は全くのはずれとは言わないもののあくまで付随的な理由であると思います。

最大の理由は、中野渡頭取自身の保身でしょう。定例の役員異動でない時期に№2の常務を更迭するなら、「東京中央銀行に何事があったのか」と大問題に発展しかねません。それが役員の家族企業への迂回融資であったなどと分かったなら(話題になればたいてい関係者からリークされます)世間的には大事件であり、対金融庁上もタダではすまされない問題に発展することは想像に難くありません。さらには銀行の信用問題にも発展するでしょう。そうなればすなわち、頭取の責任問題は回避できません。単なる降格人事であるならば、「与信管理上の責任をとらせた」等々理由はいくらでもつけられるのです。

「私は人を見て判断した」などと大和田常務本人に平気な顔でのたまう中野渡頭取は相当なたぬきであると思われますが、銀行上層部にたぬきはつきものです。このドラマの事件は、迂回元の企業が金を返してくれと言っている以上完全に犯罪であり、また私欲での迂回融資など、言い訳の余地なきコンプライアンス違反です。この事件を金融庁に対しては虚偽報告もしくは未報告で済ますであろう中野渡頭取は、大和田常務の上を行く一番の悪(ワル)であると断言していいと思います。

次に、半沢直樹の出向人事について。このドラマでは再三再四、出向は片道切符の「悪いモノ」的なイメージで語られ続けていますが、現実は必ずしもそうではなく、“一回休み”的な待避ポストとしての外部出行も存在します。特に今回の半沢氏への辞令は、グループ内証券会社と思われる先への営業企画部長発令です。同じ金融機関への出向は、銀行業法上本体では取り扱えない金融業務を身につける場でもあり、将来の役員候補に対する教育的出向であると理解できるものでもあります。

しかも、関連会社の職位はひとつ下の職位が本体の対応職位であり、営業企画部長という部長職は本体でば副部長がそれにあたります。すなわち本店次長職の半沢氏にとっては昇格人事であり、不満を感じるべき異動ではないのです。外部出向時に昇格人事で外に出すと言うのは“片道切符”ではあり得ないことなので、この点からも半沢氏の出向が片道ではないことが分かります。

さらにもうひとつ、半沢氏の出向人事には金融庁からの検査入検時の対応に関する指導に形式上答える必要に迫られたものでもあるのでしょう。対金融庁向けの「ご指摘の人物は主要ラインから外部への異動を命じました」というポーズです。要するにこの点もまた中野渡頭取の保身対応が見てとれるのです。私には金融庁長官宛、上記に関する報告書を携えて平身低頭“ご説明”にあがり、事なきを得て帰りの黒塗り公用車の中でほくそ笑む中野渡頭取の姿まで目に浮かんでくるところです。

いずれにしましても、多くの方々がご指摘の通り、続編を作らんがためのキャストの温存というシナリオありきのエンディングであるとは思われるのですが、上層部のさらに深い闇を最後に暗示させると言う意味で、銀行員観点からはよくできたエンディングであると思います。続編では、半沢直樹氏の中野渡頭取への「倍返し」を期待したいところです。
「半沢直樹」最終回の元銀行管理職からみた解釈

だそうですよ!!

オイラも今度メガバンクの本社の方に直接聞いてみたいとおもいまふ。ww