今日の「noteの有料予想」は我ながらなかなかのデキだったため、サンプルとして公表すると同時に「どこが肝なのか?」を説明する材料としてもベストだなぁと思いまして、こちらで紹介することにしました。


太字のアンダーラインの部分に、それぞれ※(1〜12)を付けています。


どういう意味だとか、どんな意図があって、ということを補足説明させて頂きましたので、どうぞご参考に!


今日の唐津の予想ですので、できれば今日、明日ぐらいに確認してもらえるとありがたいですし、そのほうが予想力が身に付くと思います。


それでは、どうぞ!





(冒頭部分は省略…)




唐津G1・6日目最終・1R一般

【分析】
丸野の勢いには及ばないが、今年は飛躍の年になりそうなのが磯部(※1)。今節もしっかりエンジンを立て直し、準優ではあわや?というところまで食らい付いてきた。ここなら気配的にも信頼。

気配で同等かそれ以上なのが村上。特に目を引いたのは2走目の3コース捲り(※2)で、以後も平均してやや強めの足をキープ。混戦になればその足が生きるが、5コースでは展開待ちの感は否めないか。

気配的に復調ムードは福島。スタートが揃えば当然の相手軸。山田も前出の3選手とも戦えるレベルの足は備えている。橋本は成績ほど悪くないが物足りない。長谷川も今イチでココでは見切り(※3)たい。

【結論】
1-245-245のレース。悪くてもこれに近い形でおさまるレースで、その再確認と強弱の判断は展示に委ねたい。

山田、村上に予想以上の雰囲気を感じた場合、つまり、4頭5頭も不気味に感じた場合は当然の見。2-1の押さえだけは可。


唐津G1・6日目最終・12R優勝

【分析】
乗りに乗っている丸野。唐津G1連覇、また、G1連続Vもかかる一戦だが、おそらく本人にそのプレッシャーはない。ただ、目の前の戦いに集中するだけという気持ちだろう。気配は万全。

相手候補の筆頭は古賀だろう。光るのはスリットの足(※4)。枠なり3コースのスローであれば、その足は生かせない。ただ、松井がまず動く。古賀にとってはそのほうが好都合で、進入態形によっては一騎打ちというレースになるかも。

山田もずっと好気配をキープで、準優のターンのかかりは素晴らしかった(※5)。展開次第では差し切りは一考。安達も上位ではあるが微差の4番手。以下、池田、松井と続くもそこまでの差はないか。松井も好位につければ着はキープできるだろう。

【結論】
1頭信頼というよりも1=3、1=2のレースというのが直感。もちろん、丸野の楽逃げの可能性は十分あるが、すべてはスタ展を見てからの判断になる。

つまり、進入争いの感じで各選手の意向を読み取りたい。遊びなら面白いレースだが、本気なら条件付きというレース。

その他(2、3、4、6R)について

2R
初日は好気配に見えた馬場も、シリーズ通して見ると平凡な足だった。この相手でのインなら軸視できるとは思うが、まずそこがちょっと不安(※6)

あと、相手は気配的に上村しかいないだけに1=2に絞れるレースではあるが、「2コース上村」というのも安心感はなく(※7)、目は絞れても自信度4.8には及ばないか。

3R
ここも2Rと少し似ていて、石野信頼で行けそうではあるが、展示次第という条件付き(※8)であるということ。

相手も2コース条件で三井所に絞れるが、ここもその三井所を本当に信頼していいのかどうかは、やや迷う(※9)ところはある。

4R
まず上野信頼も、流れ的にややトーンダウンしている感は否めない(※10)

そこをクリアしたとしても、シンプルに連争いを絞るのが難解(※11)。展示で根拠を見出せてからの話か。

6R
齊藤vs深川。2、3、4Rよりはココな気はする。他の4人が推せないだけに。

ただ、だとすると消去法的な選択と言えないでもなく(※12)、3番手評価を含め、展示の後押しが欲しいところ。




以下は※箇所の説明になります!


(※1)

何気ない文章だが、「今年の注目選手だよ!覚えておいて損はないよ!」という意味を込めて、あえて、このレースに必要ではない情報を織り込んでみました。


(※2)

どこが?(このケースで言えばどのレース内容が)気配が良いという最大の根拠になったのか?を紹介しています。


(※3)

たまに使う、この「見切り」という表現。展示次第では、「やっぱり見切れない」と展示後見解でお伝えするケースも稀にありますが、戦前の段階で「見切り」と言えるのは、僕基準ではありますが、この信頼度はかなり高いです。


「来るかも」と「来ない」の明確な線引きとして活用して頂ければ幸いです。


(※4)

今回の場合は最終日なので次に繋がりませんが、舟足の特徴を書いています。


これはシリーズ途中なら以後も生きる情報になりますし、このレースの予想のカギにもなっていて、後の「だから、こうなる」の根拠として意味のある表現となっています。


(※5)

※2と重複しますが、リプレイで確認しやすいように限定レースの限定の場面(ここでは表現を省略してしまいましたが、常識的に考えて1周1マークのターンのこと)を紹介しています。


これだけで信用するも良し、確認してさらに自信を深めるも良し。はたまた気配の判断の仕方がわからない人にとっては、「こういうのが良いんだぁ」という教材にもなるかもしれません。




ココからはさらに必見!


「選択レース」と「選択に至らなかったレース」との違いがわかると思います!


(※6)

選手的には信頼の域で、気配を加味しても行けると思っても、「それでもちょっとの不安が残る」場合は基本、選択レースとはしません(稀に、条件付きで選ぶ場合もあります)。


(※7)

2コース選手が誰なのか?気配はどうなのか?というのはすごく重要なのですが、今回の上村選手の場合は、「2コースでの技量」的に不安がありました。


というわけで、このレースの場合、なんとなく行けそうだけど、「不安材料が2つ」ということで選択レースに認定はしませんでした。


(※8)

今節、石野選手はレースによって気配がかなり差があるように映った選手であり、故に、技量上位であっても「まず展示気配がどうなのか?」を確認しないことには判断ができないという意味で、

条件付きという表現をしました。


(※9)

気配は全体的にまずまずの三井所選手(地元)は、今節3度の6枠時はすべて動いて2コースに入っています。ココでも回り込みが予測されましたが、それはスタ展を見てみないことにはわかりません。という意味での条件付きです。


ただ、例え2コースだったとしても、戦前の段階での気配比較で必ずしも優位とは言えなかったため、やや迷うとしました。


というわけで、ココは「不安材料1つ」と「不確定要素が2つ」で、選択レースとして選ぶほどのレースではないと判断した形です。


(※10)

地元の上野選手、特に準優での気配と内容が気になったのでああいう書き方になりました。


(※11)

地元優遇の番組ということもあり、1枠以外は気配含めて決め手不足と面々が揃ったため、難解だなと感じ、敬遠させてもらいました。


というわけで、2Rや3Rより「不安」は少なかったものの、(条件付きとして選択しても良かったのですが)実際に選択した2レースとは「しっくり度」にかなり差があり、選ぶほどのレースではないと判断した形です。


(※12)

特にココは非力な顔ぶれが揃った感じで、齊藤選手と深川選手以外を推す気になれず、買いたくない選手を無理やり選ぶみたいな番組だったので敬遠しました。



解説は以上です。


初めて、文章で「選ばなかった根拠」などを書いてみました。


今回、選択レース以外に、4つのレースについて触れましたが、通常はこんなことしません(文章自体は短いですが、それでも思考にかなりの時間と労力がかかるため)。


でも、こうして後からブログで説明する予定でおりましたので、今回はあえてそうさせてもらいました(笑)


とは言え、お客様や読者様の反応次第では、今後も(不定期ではありますが)こうした形で書こうと思ってます。


ただ、基本は「自分が夢を叶えるための予想」であり、全勝を狙っているわけですから、その部分に注力したいと思ってますのでご理解ください。


皆様の感想をお待ちしております!