蒲郡のほうはメンバーが悪すぎて気持ちが入りません。一応はリプレイ確認しましたが、気配的なメリハリも感じなかったのでやめておきます。

賞金王のほうもルール変更後、個人的にはあまりしっくりはこないのですが、見るには見ているので、久しぶりに展望っぽく意見を書こうと思います。

優勝を絞るなら瓜生正義、石野貴之、菊地孝平でしょう。

瓜生、初戦の2コース差しはさすがでした。菊地のイン戦はあんなもんですから、勝手に差せたと言えなくもないですが、2マークでの菊地の足を見る限り、菊地の足はかなり良い部類だと推測できます。だとすれば、瓜生のあの突き抜け具合は菊地と同等かそれ以上でしょう。

いえ、松井繁が悪いとも言えますね。1周バックの雰囲気も今ひとつ、そして2マーク、簡単に菊地のツケマイを食らいました。松井が普通で菊地が良いのか、松井が悪くて菊地が普通なのか、このあたりの判断は微妙ですが、私的には松井が中の下、菊地が上位というイメージです。

石野の逃げテクニックは艇界屈指。それだけに足自体は判断できません。ただ、地元という点とどのコースもこなす柔軟さを加味すれば、1着発進できたことはすごく大きく、優勝に近いのは当然です。

桐生順平の足も過大評価はできないものの中の上は確実にあるでしょう。初戦の内容は◎でした。3コースから迷いのないあの攻め方をされると2コースはきついですよね。つまり、6着敗退の坪井康晴、道中も良い印象はありませんが、足負けではなく展開負けであることは覚えておきたいです。以上、後発の賞金上位6人について触れました。

先発勝ち上がり組の気配はほぼ横一戦。で、レベル的には、瓜生と菊地がリード、そして桐生、残り9人は接戦。こんなイメージを持ちながらトライアル2の2日目を見たいと思います。