今日、芦屋4Rの勝者、白石健選手のインタビューを見ていたらこんな発言がありました。
「行き足、伸びというより、乗り心地とか出足関係が欲しいですね」
この発言を聞いて、今村豊選手の以前の発言を思い出しました。
「行き足は出足のことですよ」
もう少し、詳しく書いてみます。
以前、インタビュアーの松岡俊道さんが今村選手に「行き足から伸びにかけては良さそうですけど、出足についてはどうですか?」みたいな質問をした時、今村選手は「行き足は出足のことですけど?」みたいな回答をしたんですよね。
「行き足から伸びにかけての足」という言い方はよく使われます。私も使います。つまり、スリット付近の足という意味です。これの総称を「伸び足」として解釈しているファンは多いのではないでしょうか?
とすると、「行き足」とは伸びの一部ですよね。「スムーズに伸びて行くための準備段階の足」とでも言いましょうか。
でも、今村選手は「行き足」は「出足」だと言う。「行き足」とは「握り込みの足」とも言われます。ファンの立場からすれば「行き足」は「スリットの伸びに繋がる足」ですが、選手の立場からすれば、「握り込み」というぐらいですからまさに出足ですよね。
さて、白石選手の発言に戻ります。
同じ選手でありながら、白石選手は「乗り心地」こそが「出足」であり、「行き足」は伸びの一部として、もしくは単独で考えているようです。
何が正解なのかわかりませんよね。このへんのしっかりした説明は、私も今まで聞いたことはありませんが、ファンの立場としては次のように受け止めるのが正解かと思います。
以前、ブログ内のどこかに書いた気もしますが、探すのは面倒なのであらためて・・・。
一般的には「出足」と「伸び」という分類をしますが、私の評価の仕方は一般的なものとちょっと違い、「回り足」と「伸び」、そしてもう一つは「行き足」という評価をしています。
・回り足=ターンをする時の足
・伸び=直線の足
・行き足=スタートする時の足
こんな感じですね。行き足を単独で評価するようにしています。なぜか?
「行き足」がよくても道中での伸びが目立たないケースは多いし、それと同じくターンでの「回り足」の良さと比例するかと言えばそうでもない。また、「回り足」が強力に映る選手がすべて「行き足」も良いかと言えばそうでもないですからね。
理想としては、選手やその他の関係者も統一の言葉を使っていただければありがたいと私は思っています。でも、それはほぼ不可能ですからね。個人の解釈の問題もあるし、多くの人は「たいした問題じゃない」と捉えているだろうし・・・。
でも初心者にはこんなところもわかりにくい部分だと思うんですよね。また、今までに私と同じような疑問を抱いた方もいると思います。
上記のような考え方に基づき、基本は「回り足」と「伸び」、状況に応じて「行き足」という評価をするといった感じで対処すれば、しっくりくるんではないかと思うのですがどうでしょう?