ある方からメッセージをいただきました。「スランプの時の対処法は?」という内容の質問でした。



「スランプ」ってよく使われますが、私はプロ野球選手に「スランプ」はあっても、草野球のおっさんに「スランプ」はないと思っています(笑)



どういうことか?




以前、私の所属する草野球チームの友人Sが「最近、俺、スランプじゃんね~」なんて言い出したことがありました。



私はSにこう言いました。「それはスランプじゃなくて、実力がないだけだろ!」って。



たいした実力もなく、練習もしていない人間がなかなかヒットを打てないのは当然のことです。偉そうに聞こえたらすみません。でも、「当たらずとも遠からず」といったところではないでしょうか。




実際、我々が買う舟券に置き換えればこうです。



「当たる」、「当たらない」という観点で言えば、「当たらない」のは自分の実力、見る目のなさが原因ではないかと思うんです。




ただ、同じ「当たらない」でも、すごく惜しいハズレだったり、あり得ない展開等でのハズレだったり、つまり、「自分の見る目のなさ」ではないハズレ(だと感じるもの)ってありますよね。



その場合こそがスランプです(まあ、別の問題もありますがここではスルー)。




そんな時には「当たる」、「当たらない」ではなく、「ツキがある」、「ツキがない」という観点でみるべきだと思うんです。



多くの方が考えている「スランプ」って単に「調子が悪い」という意味でしょうが、ただ単に実力がない場合と本当に調子が悪い場合とを分けて考える必要は絶対にありますよね。




私は、「自分の実力の問題なのか?」、「ツキがなかっただけなのか?」という判断をいつもしています。



そして、「ツキがなかった」場合でも、流れが悪いだけなのか、自らツキを逃がしてしまったのか、というのが重要になってきます。




私の場合、そのへんは結構明らかなんですよね。堅くもないレースに手を出してしまったり、買い方が雑になって押さえるべき目を押さえずにハズレというケースは、明らかに自分のミスです。このパターンにはまるとなかなか抜け出せません。こうならないようにすることが第一ですが、こうなってしまった時の対処法は「買ったつもりで見送る」、これしかないと思っています。



その結果によって、次をどうするか決めるということです。




このやり方がすべての方に当てはまるとは限りませんが、スランプでお悩みの方がいましたらぜひ、意識してみてください。