準優を終えての感想を一言で言うと、「松井と吉川はやっぱりすごいな」ということです。ここらへんが他の選手と違うところなんでしょうね。私の評価では足は悪くなかったから、展開次第では優出(2着以内)は十分あると思ってましたが、松井は6枠、吉川は5枠です。はっきり言って自力で勝てる足ではないし、他力本願的な要素があるのは明白でした。しかし、そのわずかなチャンスを掴んでくるところが超SG級と言われる所以(ゆえん)でしょう。誰も言ってないかもしれませんが、この2人はほとんどのファンが認める超SG級ではないかと思います。JLCの特番やボートボーイやマクールの取材記事などで彼らの「凄さ」を垣間見ることができますよね。だから私もファン目線なんですが、この2人は私自身の「目標」でもあるのです。もちろん、私は選手じゃないから、中身の問題です。その考え方、プロ意識は、私が生きていく上での模範であり目標だと思っています。もう一人、挙げさせてもらうなら、今節、個人的に応援していた菊地です。彼もまた、私にとって尊敬に値する人物で、おそらく近い将来、今の松井や吉川のような偉大な存在になるでしょう(もちろん、今でも既に偉大なんですけど)。
優勝戦。1号艇には今村。ミスター競艇とも言われる彼はそれこそ偉大な選手なのですが、過去の偉業だけでなく人間的にも素晴らしい方というのは競艇ファンなら誰でも知っているでしょう。まさに後輩たちの理想の先輩ではないかと思います。なんて言ってるとキリがないのでそろそろ本題に入ります。
1枠・今村、2枠・瓜生のパワーが上位級。3~6枠の4人は全員が出足型で中の上ぐらい、というのが初日、2日目からのおおよその舟足相場。それは優勝戦まで変わることはなかったが、今村、瓜生も決して抜けたパワーではないことは頭に入れておきたい。そして、今節は日替わりでの気配変動がいつものSGよりも多かった。よって「全員が戦える足で好枠2人がややリード」という気配評価のほうが良いだろう。
そうは言ってもやはりVに最も近いのは今村。頭信頼の一戦とは言えないが、それ以上に強烈な根拠のある選手が不在なら「本命今村」は仕方ないところだ。新ルール導入後の初のSGということで注目された進入も、最後の優勝戦は結局、枠なりにおさまる気がする。となるとやはり今村の先マイは堅いのではないかと思う。エンジンのタイプ的に伸び型の選手がいないから捲り即決というパターンは考えにくい。誰かが会心のスタートを決めた場合のみ、今村が張り逃げの形、つまり、ターンが流れるパターンの時に1マークは面白い展開になる。今村の優勝でないとしたら、攻めた選手の外の差しか、あるいは2コース差しか?一節間平均してインが弱かったシリーズだったが、最後はイン逃げか、もしくは今村が差しを許したとしてもあの足とテクなら2着には残る可能性が高い。個人的にはちょっと不本意だが(松井か吉川の優勝の可能性を考えていたから)、今村中心の舟券を買うしかないだろう。