つづき
整形が終わりCRPSの治療に集中していくのだが、怠さが取れない。やる気が起きない。ペインの先生に言うも”気のせい”で片付けられる。痛みが無くなれば治ると思い倦怠感のことは言わないようにした。しつこく言うと怒られる。
入院で治療中、別の先生が見学に来られてた。
前回CRPSになっていたことを知っているみたいで、「ほんとに治ったの?」と聞いてきた。
信じて貰えてないのかなー?と思い「3か月別の病院で診てもらって全然治らなくてここで診てもらったらひと月半で治りましたよ。握力3から45まで戻りました。」と自信満々に言った。
しかし今回は治りが悪い。入院は前回入院の日数を超えた。痛みは軽減しているのだが・・・長く入院すると先生イライラ、自分もイライラ&(´・ω・`)
長い入院は精神的によくないが、痛みの方が良くならないと何もできないから我慢する。
痛みの程度は触れた瞬間の激痛から、柔らかいボールが中指と親指で持てるぐらいには成ったが力を入れたら痛い。はっきり言って表現が難しい。痛みを10段階で説明することがあるのだが非常に難しい。昨日より良くなった気がするが数字にすれば変わってないような感じ。
これに先生イライラ。
複合性局所疼痛症候群
局所とはどれぐらいの範囲を示すものなのだろう。指先2cm以内に大・中・小の様々な痛みと痛くないところが混在する感じ。「昨日より良くなった」は細胞1個分良くなったって感覚なのかもしれない。
リハビリの先生には前回もだが今回も迷惑をかけている。これといった治療法がないので手探りでやっていく。前回はいろいろやって(何をやったか覚えてない)最終的には親指と人差し指、中指、薬指の各指で粘土をちぎり丸めていくことをやって、病室でもやるようにして徐々に出来るようになっていった。今回ははっきり言って先生任せ。倦怠感で何もやる気が起きなかった。(なにをやったか覚えてない)
あっという間に入院期限が来てしまい退院となる。痛みは指先で軽く触れるぐらいは出来るようになった。退院後週3回で通う。都市高速代が地味に痛い。(ちなみに鍼代は労災対象外で自腹)
当時の写真がなかったので最近撮影したもの
皮膚再生より爪再生が早かったので皮膚が爪に喰い込んでいる
これも痛みが生じる
退院後困ったことが起きる。爪が伸びてきたのはいいことだが爪切りで切ろうとしたら
金属部分が皮膚にあたって激痛が走る。このような鉄が当たると痛みはかなりある。まだ柔らかいもの限定でしか触れられない。
近所の整形外科で爪を切って貰おうと行くも得体のしれない病気なのか断られる。
2件目に行っても同じ。麻酔して爪を切ってもらうだけなのだがしてくれない。
仕方ないので人工皮膚を着けてもらった病院へ車で40分かけて行った。
最後の最後でやっと打ち解けた先生。すぐ理解してくれて麻酔を打って爪を切ってくれた。
麻酔が効いて来たとき、今までのモヤモヤ感が無くなった。霧が一気に晴天になった感じ。
「先生ー!この感じ!これが本来の自分!」痛みも違和感も倦怠感も何もない感じ。久しぶりに味わった気分に一人で興奮してた。
その後痛みをこらえながら爪が切れるようになったのでこれが最後の”本来の自分”になった。
退院後、労基署がうるさいからあまりゆっくり出来ない。1か月で労働可能(事務などの軽作業)となり、失業保険の申請に行く。現場以外の仕事を考えていたので、AutoCADでも習ってみようかと訓練校に行ってみる。
同じような歳の人が多く安心した。半年のカリキュラムのうちCADは最後の2か月だけであとはちがうカリキュラムだったので、一緒になった人達と情報を交換しAutoCADの学生版をインストールして自主学習を始めた。ところが意外と難しい。仲間が次から次へと脱落していって、
半数は訓練校に遊びに来ているような状況になった。自分も挫折しかけたが、これしか道はないと言い聞かせた。おそらく人生で一番勉強したと思う。
この間、病院はペインに2週間に一回行くような状況だった。
痛みはゆっくりと治っている感じはあるものの負傷から1年2か月後、訓練校終了と同じ時期に症状固定を言い渡される。痛みは軽く触った状態で10段階でいえば10から3ぐらいに軽減。軽く柔らかいものは持てるがペンなどの固いものが親指と中指で持てない。
労基署から各病院から出していたDVDが戻ってきたので専用アプリをダウンロードして見てみる。
負傷当日
症状固定を言われたとき
今回はこれまで・・・
ではノシ


