実は記事は半分タイトル詐欺だ。

ただ、あまりにも指摘がない為、仮説程度でもきちんと言っておく必要があると思い、今回の考察に至る。

【すももさん】年々性犯罪が起こる数が減っている日本でフェミニストが騒ぐのは性嫌悪のせい【物議紛紛】
https://m.togetter.com/li/1296390

まとめます。女性に対する性的被害は減っている。それなのにMeTooやセクハラが盛り上がる。それはなぜか。女性が性嫌悪になっているから。性嫌悪の原因は「日本は性暴力が多い」からではない。性的被害は統計的に減っているのだから。だとすると、女性が少しの不快でも「嫌」と感じだしたからだろう。
sumomodane
2018-12-07 13:56:33

しかし、「女性の日常生活の安全に関する調査」(2016年)に関しては調査地域が関西に限定されているという点で、「日本」の代表性には疑念があることは確かです。また、「痴漢はどうなんだ?」という批判もあります。そこで、日本における痴漢の実態をみてみたいと思います。
sumomodane
2018-12-07 12:26:24

痴漢に限らず、性暴力を標本調査で把握する信頼のできる調査は多くありません。痴漢に関しては「しらべぇ」が「男性のうち痴漢は1割」だとか、鉄道利用者に街頭インタビューした結果など、日本全体に痴漢を知るためには、信頼性や妥当性が低いものばかりです。
sumomodane
2018-12-07 12:29:11

古いデータですが痴漢に関して信頼できるものとして総理府男女共同参画室「男女間における暴力に関する調査(平成11年度調査)」があります。母集団は全国20歳以上の男女です。女性の49%が「過去1度以上経験あり」という結果です。約20年前の痴漢被害は相当多かったです。
gender.go.jp/policy/no_viol… pic.twitter.com/ZwOe6MlpAq
sumomodane
2018-12-07 12:36:24

近年や時系列の痴漢被害の状況を知ることができるデータがあります。それが日本性教育協会の「青少年の性行動調査」です。これは全国の中学生、高校生、大学生を対象とした標本調査です。学生には限定されますが、調査の歴史の古さ、学者の関与、調査設計などをみれば信頼できる調査だと言えます。
sumomodane
2018-12-07 12:43:04

日本性教育協会の「青少年の性行動調査」では、
女性(学生)に対する痴漢被害が激減しています。

これは「付き合っている人以外から受けた性的被害」として回答する形式です。

女子大生では1999年は過半数を超える56.2%が痴漢被害を受けていましたが、
2017年には23.1%と半分以下に減少しました。 pic.twitter.com/DtbIpFWPs1
sumomodane
2018-12-07 12:53:53

同じ日本性教育協会の「青少年の性行動調査」では、
「身体をじろじろ見られた」という性的被害も激減しています。
女子大生では1999年は43.4%でしたが2017年には13.3%と約30%も減りました。
半数近くあったものが約1割になったのです。 pic.twitter.com/rkFRLnb3VJ
sumomodane
2018-12-07 13:08:29

さらに同じ日本性教育協会の「青少年の性行動調査」では、
「言葉などで、性的なからかいを受けた」という性的被害も激減しています。
概念的には「言葉のセクハラ」に近いものでしょう。
女子大生では1999年は39.1%でしたが2017年には16.5%と、これも半数以下に減りました。 pic.twitter.com/bJa2q9lngl
sumomodane
2018-12-07 13:11:26

以上のように現在の日本は、国別比較でも、国内の時系列比較でも女性に対する性暴力は少ないです。このように女性に対する性暴力が減っているのに、ツイフェミが表現の自由に圧力をかける案件は2014年以降増えていますし、MeTooがそこそこ盛り上がるという逆説現象が起きています。
sumomodane
2018-12-07 13:18:43

このように性被害の脅威が減っているのにツイフェミやMeTooが盛り上がる背景には「性嫌悪」があると思っています。

日本性教育協会「青少年の性行動調査」では大学生で「性」「セックス」のイメージが「楽しい(合計)」と回答する率の性差が拡大しました。女性の方が「性嫌悪」傾向になっています。 pic.twitter.com/niGiGfZ5LP
sumomodane
2018-12-07 13:37:29

大学生において「性的なことに関心をもった経験」についても、回答する率の性差が拡大し、女性の方が「無関心」になっています。
つまり、男子大生とくらべて、女子大生は、性やセックスに「楽しくないし、関心もない」という感じになったのです。 pic.twitter.com/uoxEMT03ay
sumomodane
2018-12-07 13:48:43

そして、なぜ女性が少しの不快で「嫌」と感じ始めたのかと言えば、それこそフェミの啓蒙(「こういうことは被害-加害だよ、怒ろう」と造語・流布)の効果だし、世の中が女性に対して過保護すぎることも一因だろう。
sumomodane
2018-12-07 14:01:41

男性が怒るのも理解できる。ここまで性暴力が減っているのに、いつまでも「これは加害だよ」という閾値を下げ続け、女性専用スペースなどで男性を危険人物扱いする傾向が加速している。世の中が女性に対してだけ過保護に優しくする社会を男性が不満に思うのは当然だろう。
sumomodane
2018-12-07 14:04:44


さて、どうもこのすもも@sumomodaneはまとめます。女性に対する性的被害は減っている。それなのにMeTooやセクハラが盛り上がる。それはなぜか。女性が性嫌悪になっているから。性嫌悪の原因は「日本は性暴力が多い」からではない。性的被害は統計的に減っているのだから。だとすると、女性が少しの不快でも「嫌」と感じだしたからだろう。という論旨をデータを軸に発表した。

データのソースはあの男女共同参画局などで、仮説としては悪くない完成度だ。

とは言え、問題がある。



このように性被害の脅威が減っているのにツイフェミやMeTooが盛り上がる背景には「性嫌悪」があると思っています。
日本性教育協会「青少年の性行動調査」では大学生で「性」「セックス」のイメージが「楽しい(合計)」と回答する率の性差が拡大しました。女性の方が「性嫌悪」傾向になっています。
大学生において「性的なことに関心をもった経験」についても、回答する率の性差が拡大し、女性の方が「無関心」になっています。
つまり、男子大生とくらべて、女子大生は、性やセックスに「楽しくないし、関心もない」という感じになったのです。
そして、なぜ女性が少しの不快で「嫌」と感じ始めたのかと言えば、それこそフェミの啓蒙(「こういうことは被害-加害だよ、怒ろう」と造語・流布)の効果だし、世の中が女性に対して過保護すぎることも一因だろう。


この論法では、左翼フェミニストの啓蒙が支持されているとなりかねない。

更に、この提示したアンケートが事実なら、むしろ取り上げなくてはならないのは、左翼フェミニストの可能性が高い大学所属の有識者だ。

ソースと実名を晒そう。

牟田和恵

杉田水脈VS牟田和恵~阪大教授のフェミニズムを巡って
https://m.togetter.com/li/1217328

亀井伸孝

文化人類学って反知性主義を育てる学問なのかしら?
https://m.togetter.com/li/1237562

上野千鶴子(この人は元になるが)

上野千鶴子氏「私は嘘はつかないけど、本当のことを言わないこともある」Q:つまりデータを出さないこともある?「もちろんです」Q:それはいいんですか?「当たり前よ」~このぶっちゃけに、いろいろ反響
https://m.togetter.com/li/1214735

千田有紀

社会学者千田有紀先生、キズナアイの記事について印象操作を指摘されるも反論としてキズナアイの相槌を数え始める→そもそも相槌「しか」打たないって話だったのでは
https://m.togetter.com/li/1277697

古谷有希子

uncorrelated先生の社会学者嫌い: 古谷有希子先生の強姦暗数の推定の場合
https://m.togetter.com/li/1021295

古谷有希子氏「国会に火炎瓶投げ込むとか、政権転覆計画とか、誰か過激な反政府運動組織しないかなと思って見ている」
https://m.togetter.com/li/1294448

木下ちがや

社民党市議佐藤あずさ氏の自称支持者への批判ツイートに、木下ちがや(sangituyama)氏が「身内の恥晒すな」「離党しろ」「共産党に甘えんな」と恫喝
https://m.togetter.com/li/1166666


少なくとも俺がこのアメブロに移転してから取り上げただけでもこれだけの数がいる。
やたら社会学が多いが…(滝汗)

無論、こんな物は氷山の一角に過ぎない。

彼らの大好きな暗数ならまだまだいると見ていい。

少なくともイデオロギーが大幅に左に偏る有識者が平然と大学で動き回る以上、まず大学で何が起きてるか山口二郎と同じく調査するべきだろう。

少なくともこういう連中が率先して女子学生を極左に寄らせているなら、絶対に見過ごしてはならないはずだ。

ましてや、共産主義者は率先して有名大に潜り込む様にしているくらいで、中核派に至っては全学連という青年部が存在する。

ちなみに全学連シンパが合コンをやろうとしていたのも発見されている。

こういう左派の有識者と中核派の潜り込みで扇動された結果が性嫌悪であるなら、まずこうした連中への対策を議論しなくてはならない。

ましてや、犯罪率が下がり治安が安定していながらそうなっているなら、活動家の存在を疑うべきだろう。

特に、男女を分離したい特定の勢力の存在はそうだ。

更に言うなら、性犯罪の定義の拡大を主張しているのは北朝鮮シンパの左翼フェミニストくらいだ。
もちろん親北朝鮮のTBSもこれは同様と言える。

SPA!やエキサイトニュースに至ってはすべての男性が犯罪者予備群だと印象操作していたのだ。

既存メディアの大半が共産主義に寄る以上、その情報はあくまでも中国や北朝鮮の影響が強い。
その上で判断しなくてはならないだろう。



おまけ

一番重要な問題として、女子大生では1999年は過半数を超える56.2%が痴漢被害を受けていましたが、2017年には23.1%と半分以下に減少しました。 という記述がある。

左翼フェミニストが日本を性犯罪大国とヘイトスピーチを飛ばしているが1999年と2017年で確かに近年だと目に見えて下がっている。
他も同様だ。

左翼の大学職員がそれを無視し扇動したくらいで、ここまで変わる程に影響があるだろうか。

1999年と2017年には1つだけ大きな違いがある。
援助交際の存在だ。

1999年は第2世代くらいになるが、社会問題化の少し前くらい。
みるみる数が増えてきたあの時代だ。

図表Ⅰ-2-4 調査・年齢別にみた、 性経験の有無別未婚者の割合
http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou15/NFS15_report3.pdf

大筋の設問

設問「あなたはこれまでに異性と性交渉をもったことがありますか。」(1. ある、2. ない)

女性の回答のみ抜粋


総合
18~34歳


     ある    ない

1990年  38.3    56.3
1995年  50.5    43.5
2000年  55.4    37.3
2005年  52.1    36.3
2010年  55.3    38.7
2015年  50.3    44.2



年代別


18~19歳

     ある    ない

1990年  20.7     77.3
1995年  28.2    68.3←
2000年  32.3    62.9←
2005年  31.8    62.5
2010年  28.1    68.1
2015年  20.5    74.5


20~24歳

     ある    ない
1990年  42.0    53.0
1995年  52.0    42.6
2000年  55.7    38.3←
2005年  54.2    36.3←
2010年  54.9    40.1
2015年  49.3    46.5


25~29歳

     ある    ない
1990年  46.7     44.4
1995年  58.3    34.1
2000年  64.8    26.3
2005年  60.4    25.1←
2010年  63.4    29.3←
2015年  61.3    32.6


30~34歳

     ある    ない
1990年  49.8    40.9
1995年  61.3    28.8
2000年  62.8    26.6
2005年  55.0    26.7
2010年  68.2    23.8←
2015年  60.4    31.3←


1999年以降社会問題化した援助交際への対策として、買った人間が処罰される様になり、それから援助交際は廃れた。

1999年は間違いなく、性的な話題がオープンだった時代で、それこそ援助交際を目的にした輩が普通に聞いて回る程度には危険だったのだ。

援助交際対策の有無がそのまま差になり、現在は治安が改善された。

そう考えられないだろうか。