幸い近所に矯正歯科が何件もあったので、自転車15分以内で行ける矯正歯科5件で無料カウンセリングを受けました。

 

最初の4件は、外側や内側に付けるなど種類は様々ですが、金属やプラスチックのワイヤーを使った矯正装置を使用する矯正歯科でした。最後にカウンセリングを受けたのが、実際に治療を受けることになったインビザライン・ファーストでの治療を行っている矯正歯科でした。

 

どの医師も優しくて丁寧に対応いただいたので、色々悩みました・・迷いに迷ってインビザライン・ファーストに決めたその理由を書いきたいと思います。

 

①   ワイヤーより痛くなさそう!

私は中1から中3まで金属ワイヤーの歯列矯正をしていましたが、とにかく痛かった記憶しかありません。装着した日は痛すぎて部屋中の物を泣きながら投げていたと記憶しています。日に日に痛みは和らぐのですが、月に一度ワイヤーを締め直す必要がありました。そして再び激痛・・それの繰り返しでした。あの痛さがまだトラウマで、2年生の息子がその痛みに耐えられるのかが心配でした。

 

(一応補足ですが、今のワイヤーは昔と違って、歯の全体に痛みを分散する技術を使用しているので、私が歯列矯正をしていた35年前と比べると痛くないそうです)

 

一方、インビザファーストは7日~10日おきに新しいマウスピースに交換します。マウスピースの形はほんの少しずつしか変わらないように作られているので、1か月に1回締め直すのと比べ、より段階的に細目な調整を行っているように感じました。また、マウスピースで歯の全体を覆うことにより、ワイヤー矯正に比べより痛みを広く分散するという説明を受けました。

 

②   マウスピースは食べるときに取り外せる

私が矯正をしていた時は、ワイヤーを締め直した直後、特に前歯2本が痛くて、2~3日は食べ物を噛み切ることができませんでした。ワイヤー治療をしていたトムのお友達もやはり締めた後はハンバーガーやサンドイッチが食べられないと言っていたので、そこは昔と変わらないのかなと思います。

 

インビザファーストは食事をする前にマウスピースを外します。トムが矯正中に食べられなかったものは一切ありません。学校の給食は何が出るかわからないので、取り外しできるマウスピースは本当に良かったと思います。

 

歯を磨くときも外します。ワイヤーがないのでフロスもできます。歯が清潔にたもてるんですね。ただ面倒なのが、食べた後必ず歯をきれいに磨いてからマウスピースをはめないといけないところでした。給食を食べた後、友達が直ぐに校庭に遊びに行くところをグッと我慢し、トムは歯を磨いてマウスピースを装着してから友達と合流していました。これについては後日違う記事で詳しく書きたいと思います。

 

③   医師の腕が悪くても、ぶっちゃけ関係なさそう!

ワイヤー矯正だと歯科医の腕次第で仕上がりが異なるのでは?という疑問がありました。カウンセリングで先生がいくら優しくて丁寧に説明をしてくれても、その先生方の腕まではわかりませんよね。もちろんネットで口コミなどを読み漁りましたが、情報が多すぎてどの口コミを信じていいのかわかりませんでした。

 

その点、インビザラインは膨大な過去のデータを元に歯並びの特徴を分析し、歯の動きを推測してマウスピースをカスタマイズしてくれます。言い方は悪いですが、マウスピースを交換するだけで済むなら、医者の腕が悪くてもキレイな歯並びが保証されるのでは?と思いました。

 

ですが小学校低学年向けのインビザライン・ファーストが日本に上陸したのは確か2019年3月か4月頃のこと。トムがインビザファーストを始めたのが2019年11月なので、日本での実績は殆どありませんでした。インビザラインが持つ膨大な過去のデータには日本の子供は入っていないわけです。不安もありましたが、ワイヤーにもリスクがあるのでインビザファーストに賭けることにしました。

 

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次回は初回のカウンセリング時に気を付ける点をご紹介します!